概要
漫画家・イラストレーター・アニメーターの宇木敦哉氏による原作・監督・脚本のアニメ映画。2009年8月22日に公開され、平成21年度第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/短編に選ばれた。
劇場公開版とは別にトレーラーバージョンが存在し、劇場版と登場人物・基本設定は同じようだが、世界観や絵柄の雰囲気など若干印象が異なる作品になっている。
題名の由来は「センコ」を「コントロール」で「センコロール」。作中の舞台は北海道札幌市がモデル。
続編の企画の話はされていたが、2014年3月に正式に『センコロール2』が発表され、7月に公開予定。
ストーリー
街のビルの上に突如巨大な怪物が出現し、街中は騒然と化してる中、女子高生ユキは同じ学校に通う男子生徒テツの秘密を知ってしまう。彼は謎の生物「センコ」をペットのように飼っていた。
彼らに興味津々のユキだったが、同じように謎の生物を連れている少年シュウが現れ、ユキ達とシュウ達の戦いが起こる。戦いに巻き込まれたユキは自らも彼らの戦いに深入りしていく。
登場キャラクター
- センコ
テツが飼う謎の怪物。
何でも食べ、その食べたものに変身することが出来る。
- テツ CV.下野紘
常にけだるそうにしている少年。フルネームは「アマミヤ テツ」
謎の怪物「センコ」の飼い主。
センコのような他の怪物を探している。
- ユキ CV.花澤香菜
好奇心旺盛で活動的な少女。
ひょんなことから謎の怪物「センコ」と、その飼い主のテツに出会い、怪物同士の戦いに巻き込まれる。
- シュウ CV.木村良平
テツと同じように謎の怪物を飼っている少年。
シュウもまた、テツと同じように他の怪物を探している。
- カニ(仮称)
シュウの飼う怪物
光学迷彩のように姿を消すことが出来る。
- マメタン(仮称)
シュウの飼うもう一匹の怪物。
とても巨大で、ビルの屋上を座っただけで占有できる。
ワープする能力を持っている。
- ケイ CV.森谷里美
ユキの親友の少女。
常にユキと行動を共にしていたようだが、ユキがセンコに出会ってからはほっとかれてしまうことが多い。
スタッフ
シナリオ・スーパーバイザー - 山下卓
音響監督 - 岩浪美和
エグゼクティブプロデューサー - 竹内宏彰/岩上敦宏
プロデューサー - 清家希/南成江
制作 - シンク
製作 - アニプレックス/動画革命東京