概要
- 身長:60メートル
- 体重:3万9千トン
かつてモロボシ・ダンと恋仲だった友里アンヌに似た女性が拾い、育てていた宇宙人の捨て子ウリーの真の姿。武器は取り外して使う体のトゲと耳から放つ緑色の破壊光線、そして目から放つ念波で駆使する超能力。
ウリーは超能力を封じ込めるために子供の姿をしていたが、無理をして小さくなっている窮屈さに耐え切れなくなって次第に持てあました超能力で暴れるようになり、ダンと激しい念力合戦を繰り広げた末この姿となった。
レオとの戦いでも超能力を駆使してレオを空中に浮かせたり、石油タンクを投げ付けたりと苦戦させたが、超能力を使う直前に隙がある事を見抜かれ、念波を近くにあったパラボラアンテナで反射された隙に反撃された末、ウルトラマントでウリーの姿に戻された。その後ウリーはアンヌ似の女性と共にレオによって宇宙に運ばれて行った。
余談
とある本では、見た目が似ているという理由でウルトラマンゼロの幼少期の姿なのではないかという仮説が立てられている。
確かに、目付きや胸のプロテクターの形状が似ているように見えなくもないし、トゲを取り外して使う様もゼロスラッガーに繋がっていると解釈できなくもない。
もしこれが本当だとしたら、ゼロは師匠たるレオと幼少のころから浅からぬ縁があった事になる。
もっとも、身長がゼロより高く背が縮んでいる事になるとか、ベリュドラを構成する怪獣にちゃっかり入っているという矛盾点があるのだが(とはいえ、幼体が超巨大なのに成体になると普通サイズに縮む怪獣だっているし、ベリュドラには倒されていないはずの怪獣が少なからず含まれている)。