概要
非理法権天とはかつての日本の法観念を表す格言である。
訓読
「非ハ理ニ勝タズ、理ハ法ニ勝タズ、権ハ天ニ勝タズ」
意味
人間としてなすべきことは天命によってのみ動くものであり、点を欺くことはできない
すなわち天はすべてを超越するものであるということ(本来の意味では天は天皇を表さない)
補足
儒教の力が現在よりも強かった江戸時代においては権力者が作った決まりはおよそ人の持つ道理よりも勝るという考えを持つものが多かった。この言葉は当時の世相をよく表している。
大東亜戦争で天一号作戦に赴く戦艦大和には非理法権天が印された幟があったと言われている。
現実
米帝様には勝てなかったよ…