『私はアシュ、アスク様の眷属であります。私がアスク様のご命令を受け、こちらへ来たそもそもの理由はといいますと…』
CV:下地紫野
概要
召喚師やアルフォンスらが所属するアスク王国を築いた神竜アスクの眷属の女性。
白い髪に大きな錫杖を持っており、本来の姿は巨大な神牛。尻尾から光線を放つ。
朗らかで真面目な性格だがマイペースなところがあり、神の眷属であるゆえか、物言いが少々回りくどい。
憑神エンブラが眷属エルムを遣わして動き出したため、アスクによって遣わされ、異変を察知したヴァイスブレイヴ一行と合流することになる。
「エンブラの闇」を打ち消すほどの強大な力を持つが、アルフォンス達が生まれるずっと前の時代にアスク王国のために豊饒や繁栄に力を使っての献身をする代わりに自分の寿命を少しずつ削っていったことで下手すれば命を失いかねない状態になっている。
しかし本人はアスクの民のためになるのなら後悔はないとしている。
手に持っている錫杖は担当イラストレーター曰く、アシュは牛、エルムはコウモリで、二人とも音を意識したデザインの武器にしたため、カウベルモチーフとなっている。
ユニット性能
アスクの眷属 アシュ(神階英雄)
「私、神竜アスク様の眷属のアシュと申します。
人間の皆様にご奉仕させていただくため、
このたびこちらへ参った次第でありまして…」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 獣/歩行 |
武器 | 開く者の角(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 攻撃守備の連帯 |
B | 攻撃守備の凪3 |
C | 開神の眷属(専用) |
2021年12月から光の神階英雄として登場。ヒロインなので第六部第一章をクリアすると確実に入手できる。
ステータスは守備と魔防が共に高い守り重視型で攻撃もそれなりにあるが速さはやや低め。
専用武器「開く者の角」は周囲3マス以内に味方がいれば戦闘中、攻撃+6と敵の攻撃-6に加え、範囲内の味方が2人以上で絶対追撃、3人以上で敵は追撃不可と味方が近くにいれば更なる能力を発揮する獣ユニットでは珍しい効果。
化身状態時は同年に錬成武器となったニケと同じ攻撃+2かつ奥義ダメージ+7、キャンセル効果や剛剣などの奥義カウント変動量効果を無効にする。
専用Cスキルは「攻撃の相互大紋章」効果に加え、周囲2マス以内の味方が自身の周囲2マス以内の任意のマスにワープ可能。味方が固まっていると強い性能となっている。
しかし今までのヒロイン枠と違い、獣ユニットであるが故にやや扱いにくい。化身状態を維持したいときは獣か竜を編成に入れておく必要がある。
入れなくても元々のスキルが強力なので1マス離れるだけでも心配は無いが、化身状態のままで戦う時は味方の位置にも気を配る必要がある。見切り追撃効果も追撃関連の効果で腐ってしまう。
高い守備面はあるが遠距離からの相手は何も出来ないのも痛い。獣特攻の弱点も抱え、ハピやプラハ、総選挙エリウッドには注意する必要がある。デバフ利用を捨てて遠距離反撃に継承して対応力を広めるかは召喚師次第。
生真面目新年 アシュ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 獣/歩行 |
武器 | 新年を開く角(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 遠反・金剛の構え |
B | 攻撃守備の防壁3 |
C | 開神の眷属(専用) |
2023年1月からアシュ初の超英雄。
神階版とステータスを比べると攻撃守備魔防はかなり上がるが速さは大幅激減して19と全獣ユニットでは覇骸エーデルガルトに続いてワースト二位。
専用武器はキラー武器効果に加えて敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上なら戦闘中、攻撃+6と敵の攻撃-6で神階版と効果は同じだが条件が変更している。
もう一つは周囲三マス以内の味方の数に応じて様々な効果が発動。
・1以上は属性有利か敵から攻撃されたとき、二回攻撃
・2以上は最初に受けるダメージを40%軽減
・3以上は敵の追撃不可
化身状態も近年の歩行/獣と同じ
神階版と違い、相手のバフ無効とデバフ利用は出来なくなったが遠距離武器からの対処とワープ遮断&回復などの別方向で対応が増えた事から神階版の欠点を補った編成。
弱点の方はむしろ増えており、狙撃などの軽減効果無効には弱い。しかもデバフに対しての対応もないため、下げられるかパニックを付けられると守備面が脆くなる。
獣特攻と見切り追撃効果も背負ったままなのでその効果を持った相手がいたら味方に任せるしかない。
余談
名前の由来はアスク王国/神竜アスクの元ネタである北欧神話における人類最初の男性アスクが神々によって創造されたと言われているトネリコ(英名アッシュ)の流木から。
名前をアッシュとしなかったのは、『風花雪月』のアッシュ=デュランとかぶってしまうからだろうか(英語版では綴りが異なる)。
担当声優の下地紫野氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当。フィジカル面が強いアイドルや炎と光のブレイドを筆頭に勝負師のウマ娘と連想する者がかなり多い。