概要
この鐘、または鈴は牛等の家畜を放牧する際、その家畜の場所を確認するために用いられるものである。
形状等
この目的に使用される鐘の形状は、ややつぶれた半円形または丸みを帯びた四角形であり、内部は空洞であり、開口部はややすぼまった形状となる。
また、音を出すための舌が存在する。
これを装着した家畜が動くとこの鐘に取り付けられた舌が外側をたたき、音が出ることにより、家畜の位置を確認することが可能となる。
この鐘は家畜の放牧が盛んであるアルプス山脈において盛んに用いられていた。
転用
また、この鐘は楽器にも転用されている。楽器として用いられる場合、打楽器として用いられ、その形状は放牧に用いられるものとは異なり、内部の舌は不要であるため存在しなくなり、より大きな音を出すため開口部はすぼまらず、広がった形となる。
これらはラテン音楽に良く使われる。また、ドラムセットに付属している場合がある。
pixivにおいて
この鐘が描かれたイラストに付けられる。
しかしながら、牛(乳が大きいイメージがある)の首に付けて利用するものであるため非常にけしからん作品が多い。