プロフィール
概要
IS学園に転入して来たドイツの代表候補生。
ドイツ軍のIS配備特殊部隊『シュヴァルツェ・ハーゼ』(通称:黒ウサギ隊)の隊長でもある。
長い銀髪、右目は赤色で左目は金色のオッドアイ(左目はISのセンサー機能を補助するためのもの)を持ち、この金目を隠す為に眼帯を着用している。
ドイツ軍によって人工的に作られた人間であり、両親を持たず「ラウラ」という名も識別する為に軍から与えられた名前である。
それ故に自己表現として過剰に強さを求めていた節があり、さらにIS適合移植手術の失敗によって「出来損ない」の烙印を押され、その境遇から自分を立ち直らせてくれた教官である織斑千冬を心酔している。
同時に千冬の圧倒的にして完璧な強さに憧れ、その名誉に汚点を残す元凶となった千冬の弟・織斑一夏を憎み、また嫉妬していた。
転入当初は上記の理由により一夏に強硬的な態度で挑発めいた言動を繰り返して来たが、
ラウラのISに秘密裏に仕込まれていた「VTシステム」によって起きた暴走事件の最中、
一夏に救われ、ISの共振によってその精神を深く理解。
織斑千冬の強さが誰かを守る為の強さである事を悟り、同じくその強さを持った一夏にときめいてしまってからは一転。
翌日には一夏の唇を奪い、公衆の面前で「お、お前は私の嫁にする。決定事項だ。異論は認めん!」と宣言し、現在に至る。
頑に人を寄せ付けない性格であったが、織斑姉弟双方から軍から与えられた「ラウラ」ではなく、一個人としての「ラウラ」として生きるよう叱咤され徐々に性格は軟化。
信頼関係に問題があった「黒ウサギ隊」の部下たちに恋愛相談を持ちかけて和解するに至り、
度々、自称・日本通である副隊長クラリッサ・ハルフォーフによって間違った恋愛知識を植え付けられている。
同室で暮らすシャルロット・デュノアともウマが合うようで、同じ専用機持ちとして、同じ男に恋をした女性同士、親交を深めている。
小説では貧乳だが、アニメでは身長の割に大きめに描かれている。
「銀髪・眼帯・小柄」という外見でなおかつ「人工的に作られた存在」という点で「束姉さんの中の人が管理局の白い魔王として君臨している作品(第3期)」から登場する「数の子の5の人」に似ているとの指摘が多々あるが、当然ながら彼女とは別人である(そもそも眼帯の位置やデザインで容易に見分けがつく)。しかし担当声優が同じであるばかりか該当作品でも別の意味で「IS」が使用されているため、ややこしいことには変わりはない。
子供は三人だ!
もしかして
シュヴァルツェア・レーゲン(schwarzer regen:黒い雨)について
ラウラの専用機であるドイツ第3世代型IS。姉妹機にシュヴァルツェア・ツヴァイクが存在する。下記の武装通り近接から遠距離射撃までこなす万能型。
プラズマ手刀
ワイヤーブレード
大口径レールカノン
アクティブ・イナーシャル・キャンセラー(AIC)
ラウラ自身は「停止結界」と呼称し、もともとISに搭載されているPICを発展させたもの。
対象を任意に停止させることができ、1対1では反則的な効果を発揮するが、使用には多量の集中力が必要であり、複数相手やエネルギー兵器には効果が薄い。
VTシステム
Valkyrie Trace System(ヴァルキリー・トレース・システム)の略。
過去のモンド・グロッソの戦闘方法をデータ化し、そのまま再現・実行するシステム。束曰く「不細工なシロモノ」で、現在あらゆる企業・国家での開発が禁止されている。
シュヴァルツェア・レーゲンに搭載されたものは機体の損害がレベルDに達し、最大限に達したラウラの負の感情を機動キーに発動するように設定・欺瞞されていた。
当然ながら、暴走後にはシュヴァルツェア・レーゲンから外されている。