サンとは
- 日本語や中国語における三(3)の呼び方
- 英語のsun(太陽)
- 聖〇〇〇の原語風の呼び方(サン・ピエトロ大聖堂など)
- アフリカのサン族→ブッシュマン
- 同名キャラクター
- 「もののけ姫」の登場人物(本項に記述)
- →サン(イナダン)
- →サン(ティアリングサーガ)
- →サン(ポップン)
「もののけ姫」のサン
CV:石田ゆり子
宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」に登場するヒロイン。映画タイトルにある「もののけ姫」と呼ばれる15歳の少女。
人間だが生贄として人間に捨てられ、山犬のモロの君に育てられた。
自分は山犬だと信じ、森を破壊する人間達を憎み彼らと戦っている。森と共に生き、森が死ねば森と共に死ぬという儚い運命の中で生きていたが、ふとしたことでアシタカと出会うことで、錆びついた運命の歯車が動き出すようになる。
容姿
額と両側の頬に紅い三角が描かれて、全体的に縄文時代の民族を彷彿させる装束を身に纏っている。
藍色のワンピース服の上に白い服を重ねていて、白い毛皮を髪や肩からかけている。
装飾品に獣の牙が飾られたネックレスや、白い円形のイヤリング、頭部と腕にはめたリングがある。
頭部に対する防具なのか、タタラ場襲撃の際は不気味な仮面をつけていた。
性格
山犬を最も美しいとし、人間を尤も醜いと思っており、サンはこの考えに基づいた性格をしている。
森を穢す醜い存在として、人間を酷く嫌っている。その人間から森を護るため、死さえをも恐れずに森を護るために戦う強い使命感を抱いている。
一方で自分は山犬だとは主張するも内心では自分も醜い存在ことを自覚しているような節があり、アシタカに「そなたは美しい」と言われた時は戸惑う様子を見せた。
スペック
その設定から、ジブリのヒロインでも珍しく高い身体能力を持っている。
山犬(モロの子)に乗って行動するが、サン自身もかなり身軽で、身のこなしが素早い。
その身体能力と槍やナイフを武器に人間たちと戦う。
ヤックルのように人の言葉を話さない動物の言葉も理解できる。