セルム

せるむ

宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」のキャラクター

宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」に登場するキャラクター。

登場シーンは多くないが、最後までナウシカの精神面を支えることになる極めて重要な人物である。

概要

「森の人」の長の息子。腐海の異変を調べるために派遣された。

腐海に墜落したユパ達を救い、ナウシカを導くミステリアスな人物。

肉体から離れる能力やテレパシーなど不思議な力を持っている。

妹はマスク修理の達人セライネ。

初登場は第３巻。

神聖皇弟ミラルパの追手に撃墜されたユパ、アスベル、ケチャを助けた。

この際、ユパからナウシカの事を聞かされる。

ナウシカと実際に対面するのは第６巻。

幽体離脱のような状態で、彼女を腐海の尽きる場所（清浄の地）へと導く。

最終巻ではナウシカの危機を救うべく庭の主と対決した。

ラストは「ある伝承は、彼女（ナウシカ）がやがて森の人（セルム）の元へ去ったとも伝えている。」と記されているため、ナウシカが最終的に選んだ男性である可能性が高い。

コミックス第２巻の途中までをベースに設定や展開を脚色したため、映画版にはセルムは登場しない。