開海「海が割れる日」とは東方projectのキャラクターである東風谷早苗のスペルカードである。
初出は東方風神録。五面ボスとして登場時に難易度easyまたはnormalにおける2つ目のスペルカードとして使用される。
hard以上の場合、開海「モーゼの奇跡」と名前が変わる。
内容としては、画面左右端に海をイメージしたレーザーが発生し、波を描く様に凹凸する。
更に、早苗周辺を弾源とする槍のような形をした自機狙い弾が発射される。
この弾幕は東方怪綺談のExtraステージでアリスが使用した弾幕を意識して作られている。
(2009年9月21日『萎えラジ』のZUNの発言より。)
東方非想天則にも自機のスペルカードとして登場。コストは3。
出典は旧約聖書出エジプト記第14章のいわゆる「葦の海の奇跡」。モーセ(モーゼとも)はイスラエルの民を率いてエジプトから逃亡するが、ファラオの差し向けた追っ手が迫ってきた。しかしモーセが神のお告げに従い海に向かって手をさしのべると、海が二つに分かれて陸地があらわれるという奇跡が起こった。イスラエルの民は水が「右と左に壁のようになった」乾いた道を進んで海を渡りきるが、ファラオの軍勢は渡りきる前にモーセが奇跡を終わらせ、全員海に飲まれて溺死した。
映画「十戒」でもクライマックスのひとつとなった有名な奇跡。
余談だが、聖☆おにいさんにこの奇跡のパロディが登場する。