概要
連歌、俳諧、俳句の中で用いられる、季節を表す言葉のこと。特定の季節と結びついて、その季節を表すと定められている。花(※桜のこと)(春)、ほととぎす(夏)、紅葉(秋)、雪(冬)などが代表的。
一句につき季語をひとつ詠み込むのが作法。
一句に二つ以上の季語を詠み込んでいるケースは季重なり(季重ね)と言う。複数の季語が用いられると季節感がぼやけてしまうのため、良くない例とされている。季重なりとなっている場合は、特にその句の主題となっているほうを季語としてとる。
なお、短歌には季語を詠み込むという決まりはない。