CV:加隈亜衣
人物像
主人公の可児江西也が通う甘城高校に転校してきた少女。
寂れた遊園地の「甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)」を救うため、西也を甘ブリへと(銃で脅して)連れてくる。
「千斗いすず」の名は偽名で、本人は日本人ではない。その正体は、メープルランドという国の近衛兵「イースズルハ・セントルシア」である。元々は彼女が支配人代行として甘ブリを再建するはずだったのだが、大失敗。西也に再建を丸投げしたのであった。
表面上の性格は高圧的で冷徹。
物語序盤では何かと銃口を向けて脅迫する場面が目立ち、仲間からも距離をおかれていた。
根っこの気性は生真面目なのだが、口に出す前に考え込み過ぎてしまう性格とコミュ障的な暴発癖(魔銃を伴う)から対人交渉に多大な問題を抱えている。これらの欠点は彼女自身自覚しているのだが、会話の矢面に立つとどうしてもやらかしてしまうらしい。
ただし、一歩退いた位置に立っての観察眼や緊急時の対応は光るものがあり、時に意外な活躍を見せる。
パークを閉園寸前に追い込んだ負い目や西也への気持ちなど、内心色々思い悩んではいるのだが、会話の欠如と鉄面皮に加え、当人曰く「非常事態ほど冷静に行動できる」軍人としての習性から、周囲にはクールな娘だと思われてしまっているのが実情。
決して朴念仁ではなく、むしろむっつりスケベと思われる描写が多い。
しょっちゅうスカートの中からマスケット銃を取り出して脅迫や実力行使に用いるが、これは彼女の家に代々伝わる魔銃“シュタインベルガー”であり、装填する魔弾の種類によって様々な効果を発揮する。魔法の銃なので、マスケット(先込め式単発銃)の形状をしていながら連射が可能。しかし魔弾は無限ではなく、種類によっては製造や購入に時間とコストがかかる。トラブル処理などで特に有用な「記憶を消す魔弾」は一発作るのに一年かかってしまう。作者曰く「元々はハルバートを持たせるつもりだった」とのこと。
因みに、どこかの魔法少女とかぶっているとからかわれた結果、マジ泣きしながらマジ切れしたことがある。
河童の血を引いており、好きな食べ物はキュウリ。また、三度の飯より風呂が好きで、八時間風呂に入らないと死にそうな気分になる(この体質が物語開始早々思わぬ事件を引き起こす)。
原作では主人公可児江西也の家に泊まったことを従業員親睦会の席でティラミーとマカロンから「貫通済み」(要するに男の家に泊まったから喰われた)と下衆な発言をされている。この表現はアニメ版では割愛されている。
pixivでの扱い
pixivでは巨乳キャラの宿命でR-18ジャンルで性のはけ口にされている。