「ありがとう……ございます……だーりん、大好き……っ‼」
概要
第6の精霊。紫銀の髪に銀色の瞳を持ち、のんびりとした口調が特徴のスタイル抜群の美少女である。識別名は〈ディーヴァ〉。音を操る能力を持ち、召喚する天使、〈天使破軍歌姫(ガブリエル)〉は霊力を乗せた声で対象者の心を支配し、最優先対象者を美九本人になるように仕向けて、自由に操る能力を持っており、また、音の衝撃波で相手を吹き飛ばしたりできる。
そのほか、霊力を乗せた歌声で相手の士気を高め強化したり、鎮痛の効果で傷の治療に役立てたりと、主に相手側のサポート系に特化した能力の持ち主である。
半年前に初めて現界が確認されて以降確認されていなかった詳細不明の精霊であった。だが、竜胆寺女学院の生徒やさらに男性を寄せ付けないアイドルとして、天宮市内に在住して活動していた。
話しかけるだけで好感度がゴキブリ以下に下落していくほどの極度の男嫌いで、かわいい女性が大好きないわゆる百合っ子である。加えてナルシストであり、他人の絆というものに関心がなく、お気に入りの女子が死んでもまた新しいお気に入りを探せばいいと公言するなど、時崎狂三とは別の意味で倫理観が破綻している。
男嫌いや他人との絆に関心がないことにはきちんとした理由があり、アイドルにはつきものな裏営業関連のせい。彼女の名誉のために言っておくと、彼女はそれに応じたことはない。
そのため、それを指示した事務所側の嫌がらせにより偽のスキャンダルをでっち上げられ、それを素直に信じてしまった今まで彼女のファンだった(と思っていた)人々の心無い発言により、心因性の失声症に陥り、自身の全てだった声を失ったため自殺を考えるまでに至った過去があり、百合になったのも、倫理観が破綻しているのもこの過去が関係している。
7巻「美九トゥルース」終盤、とある理由で一時的とはいえ自身の全てだった声を失った際も命を掛けて自分を身を挺して護ってくれた士道を「だーりん」と呼びデレて以降は、彼を唯一信じられる異性として接している。愛が重そうで、いろいろなトラブルの火種になりそうなキャラ。
また、この手のキャラクターのお約束として学校での成績はあまりよろしくない……良いのかそれで?
なお、彼女もまた<イフリート>と同じく<ファントム>によって“霊晶石”を受け取り精霊としての力を得た“元人間”という事が判明している。
「生命の樹(セフィロトの樹)」において対応する事象は以下の通り。
数字 | 9 | 名前 | 美九 |
---|---|---|---|
神名 | シャダイ・エル・カイ | 霊装 | 〈神威霊装・九番(シャダイ・エル・カイ)〉 |
守護天使 | ガブリエル | 天使 | 〈破軍歌姫(ガブリエル)〉 |
ちなみに髪の色が紫なのはイェソドを象徴する色であるため。
ラタトスクの観測精霊データー
名前 | 誘宵美九 |
---|---|
識別名 | ディーヴァ |
総合危険度 | A |
空間震規模 | B |
霊装 | C |
天使 | AA |
STR(力) | 85 |
CON(耐久力) | 72 |
SPI(霊力) | 159 |
AGI(敏捷性) | 67 |
INT(知力) | 70 |
霊装 | 神威霊装・九番(シャダイ・エル・カイ) |
天使 | 破軍歌姫(ガブリエル) |
関連イラスト
関連タグ
デート・ア・ライブ 百合 ナルシスト ディーヴァ 男嫌い 精霊 アイドル
ソレッタ・織姫男嫌い、主人公にだけ心を開く等々設定がほぼ同じ関連で