スペック
形式番号:EHI-9
所属:ゼネバス帝国
分類:ライオン型
全長:20.2m
全高:6.5m
全幅:5.8m
重量:40t
最高速度:320km/h
乗員人数:1名
設計者:ケネス・オルドヴァイン技術将校
武装
3連電粒子砲×1
ビーム砲×2
連射キャノン×1
レーザーサーベル×2
ジェットプロテクター
エルロン
概要
旧ゼネバス帝国が最後に開発したゾイドである。
中央大陸戦争末期にヘルキャットの後継機として開発されたライオン型高速戦闘ゾイドで、空気抵抗を最大限に抑えるため、流線型のボディとなっている。
ゼネバス帝国領で発見されたライオン型野生ゾイドの変異種を元にしており、その野生ゾイドが地球文明の幻獣であるとされる「雷獣」に似ていた事から、“ライジャー”と命名された。
間違ってもコレのことではない。
最高速度は320km/hで、これは当時のシールドライガーはもちろん、後のブレードライガーやライガーゼロすら凌駕するハイスペックである。
(ちなみにファミコンゲーム『ゾイド2 ゼネバスの逆襲』では何故か最高速度500km/hと表記されていた。そんなスペックのゾイドが旧大戦時にいてたまるか)
しかし本機が開発された頃には既に旧ゼネバス帝国はマッドサンダーの出現で劣勢に立たされており、本機が活躍できるような機会はほとんどなかった。
本機も少数が生産され、殆ど戦力として機能しないまま旧ゼネバス帝国は滅亡、残存した機体はガイロス帝国に接収され黒を主体としたカラーリングに変更されて運用された。
元々個体数が少なかったからか、惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)により絶滅したと思われる。