男は狼なのよ
おとこはおおかみなのよ
いかなる紳士も本能と煩悩にまみれているため、外見で判断して油断してはいけないという戒め
概要
「男は狼なのよ」とは、見かけで男に油断してはいけないという女性に対する戒めである。
どんな男にも本能と煩悩にまみれた「ケダモノ」の面があるという意味である。
要するに男という生き物は、女性を前にすれば繁殖の事を考え、あわよくば結ばれたいと考えてしまう一面があるという事である。
ただ単に、自制心の強い者が「紳士」と呼ばれ、女性との付き合いに臆病な者が「草食系男子」と呼ばれているに過ぎないのである。
完全に無欲な人もいることはいるのだが、かなり稀である。
親切で無欲そうだからと言って油断すると「食べられてしまう」かもしれないのである。
注意!!
「男は狼」だからと言って、
倒してしまう必要はありません。
世の中は、近づいた相手を「食べる」ような男ばかりではありません。
…自分から「倒してくれ」という男はどうすべきか? 遠慮なく倒しちゃって下さい。
むしろ倒してください お願いします。
あと、「男は狼」である事は男性も心得ておいて損はないと思います。
元ネタ
(ちなみに、草食系は「羊」、肉食系は「狼」と表現されている。)
「アリスSOS」の主題歌に使用されたりしているので、そちらで知っている人もいるかもしれない。
その他に「彼氏彼女の事情」の挿入歌や「ガン×ソード」のEDとして使われた事もある。
(時期が違うので、どれを連想するかで大体年代が分かる。)
大元は新約聖書のマタイ伝における「偽預言者を警戒しなさい。彼らは羊の皮を身にまとってあなたがたのところに来るが、 その内側は貪欲な狼である。」という一節、またはそれに由来する、
「羊の皮を被った狼(a Wolf in sheep's clothing)」(「偽善者、善良そうな見た目を装った危険人物」の意味)という慣用句と考えられる。