テレビ静岡とは静岡県を放送エリアとするテレビ局である。略称はSUT(Shizuoka UHF TV)、またはテレしず。
概要
1968年に開局し、1979年にフジテレビ系列マストバイ化を完了する。
開局10周年の時に「ごてんばあさんの歌」という曲が作られた。1978年当時の静岡県の地名が曲中に上手く織り交ぜられた名曲である。
2009年に代表取締役に就任した小林豊は元フジテレビの社員で当局の看板番組だった「笑っていいとも!」に初代テレフォンディレクターとして出演していた。
静岡県のテレビ局の中で比較的アニメの放送に熱心ではあり、フジテレビ制作の深夜アニメ枠「ノイタミナ」のネット局の一つである。また、静岡県では放送例の少ないUHFアニメである「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」と「らき☆すた」を垂れ流したことがあった。
ただし、ノイタミナを本格的に放送するようになったのは2011年10月からであり、それ以前は「のだめカンタービレ」の、第1作のみの放送、しかも深夜アニメなのに深夜以外の時間帯での放送だった。日本海側のフジテレビ系列仲間じゃないんだから・・・・・・。また、後述のエンドレス再放送で地元のアニヲタからのバッシングを受けることが稀によくある。
九州の大部分を除くフジテレビ系列局および群馬テレビ・とちぎテレビで放送されている公開トーク番組『テレビ寺子屋』の制作局として知られている。
エンドレス再放送
エンドレス再放送とは言葉通りの意味で、ある特定の作品が最終回を迎えた後、再び1話に戻って再放送を行う事である。例えばキテレツ大百科を1話から最終話まで放送した後、また第1話から再放送を行うのである。近年ネット界隈でアニメ不毛の地静岡を象徴する一つの出来事になってしまった。
静岡県に生まれてしまったアニヲタは延々と終わらない再放送を恨めしく思いながら育つ。
これは県民全体に支持されているもの、楽しめるものを考えた結果同じアニメをひたすら再放送するのである。ちなみに現在はワンピースをエンドレス再放送中である。
その理由を「ねとらぼ」が取材しており、ここで見ることができる。
だが、地方局の多くが、夕方はたいていドラマの再放送(例・「相棒」、「はぐれ刑事純情派」、「水戸黄門」)や、自社制作のローカル情報バラエティとかいう種類の自己満足番組を放送しているので、エンドレスでもアニメの再放送をやってくれるだけありがたいと考えるべきではないか。