プロフィール
種類 | 短刀 |
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刀派 | 粟田口 |
一人称 | 俺(入手時のみ俺っち) |
絵 | 石商 |
cv | 山下誠一郎 |
「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
概要
ニトロプラスがシナリオ・キャラクターを担当し、DMMが制作・運営するブラウザオンラインゲーム『刀剣乱舞』に登場するキャラクター。
刀種は「短刀」。少ない資材での鍛刀や初期マップのドロップで手に入る事が多い種類であり、彼も最初の函館マップから維新・江戸ステージほぼ全域でドロップする。初期刀の五人以外ではじめて手に入れた刀が彼、といったプレイヤーも少なくないのではなかろうか。
ゲーム中の性能としては、短刀の性能についての公式発表「全体的に能力は低いがクリティカル時には大ダメージを与える」の言葉通り、忠誠(クリティカル率)が高めに設定されている。
キャラクター像
短刀には、その小振りな刀身を反映してか幼い少年キャラクターが多く、彼も例外ではないと言えるだろう。黒髪にかわいらしい顔立ち、半ズボンとハイソックスを身につけた美少年である。
しかし、そのイメージを一瞬で覆す男らしい性格。子供らしく戦闘に及び腰な短刀キャラクターも多い中、彼は戦場育ちを自称し意気揚々と戦に臨む。敵陣に突っ込んでは「柄まで通ったぞ!」の雄叫びをあげる。プレイヤーを大将と呼び、事あるごとに頼りにしてくれと意気込む。
お前のような短刀がいるか。その男気とギャップにやられるプレイヤーは後を絶たず、彼はいつしか兄貴と呼び慕われるようになっていった。
他にもプレイヤーの体調を心配したり、同じ藤四郎を冠する兄弟達を気にかけるなど、その包容力にも定評が有り、一部ではダメ審神者製造機とささやかれている。
薬研(漢方薬をすりつぶす器具)の名にちなんでか、医療関係の道具が見え隠れしており、自分でも傷の手当をしていると思しき台詞もある。私服も白衣でお医者さん風。
実際の刀剣「薬研藤四郎」について
鎌倉後期の刀工、京の粟田口吉光が鍛えた短刀。織田信長の愛刀として知られる。
かつての持ち主であった畠山政長が自害する際、この刀を用いようとしたがなかなか刺さらず、苛立って投げた所、固い薬研を貫いたという逸話によって名付けられた。
「切れ味抜群だが、主人の腹は斬らない」この評判を聞いた信長は短刀を肌身離さず大切に扱っていたが、本能寺の変で焼失したという。