曖昧さ回避
概要
6つの尾を持つ巨大な白いナメクジの姿をした尾獣の一体。
外見は指のある四肢を持ち二足直立が可能であり、触角(眼)と上下に開く顎が特徴で、多少の「獣っぽさ」もある。顎は粘液のためか殆どの時間は上下が部分的に接合しているように見える。
かつては霧隠れの里が所持していたが、人柱力のウタカタが里抜けしたため、それと同時に里からは失われている。
人柱力に守鶴のような固有の能力を与えるタイプの尾獣かは不明だが、アニメのオリジナルストーリーでは、ウタカタに力を分け与えているシーンが登場する(ただし、六尾自身の台詞等はない)。
生息環境の粘液たっぷりの洞窟に因んでいるのか、同じナメクジ仲間のカツユ同様に超強酸性の毒ガスや液体、粘液を武器にしているほか、柔軟なボディーの賜物か意外と素早い。得意技は「蛭間(昼間)」。なお、強酸は他の尾獣にも効果があるレベル。全尾獣でも珍しく血黒以外のバージョン2のチャクラ色を持つ(疾風伝準拠)。なお、人間に近い四肢を持つため骨に該当する体内構造を持つとは思われるが、元が軟体生物である故にバージョン2で骨格を纏う姿がかなり想像しにくい(作中では未披露)。
本名は「犀犬(さいけん)」と言い、本来は中国の地中に潜む妖怪だと言われる。日本や他国の超自然的存在などに当てはめると、「半割(ハンザキ)」や米国などの蛭龍に近い。