ロイミュード096
なんばーぜろきゅうろく
概要
人気女優の七尾リラに付き纏っていた下級ロイミュードの1人。リラに対して歪んだ好意を寄せるストーカー達を襲撃し、行動不能にする行為を続けた。相手がロイミュードでもそれは変わらず、人間であるリラを守るような行動を取っていた為、ブレンからは「不良品」と揶揄されていた。
現場にタロットカードを1枚残す癖があり、同じカードを使用する占師の二階堂弘樹がその正体と思われた。弘樹はかつてリラと交際していたが、彼女が所属する事務所の社長・村正に圧力をかけられた事で別れ、その後行方不明になっていた。後に村正も096に襲われ犠牲になっている。
外見・能力
首の周囲の翼が赤色になったバット型の容姿で、黒いフード付きのマントを羽織っている。人間態でも黒マントはそのままであり、死神か占い師のような印象を受ける。
他のバット型とは異なり、両手が鋭い爪になっており接近戦にも対応できるようになっている。この爪によって傷つけられた人間は皮膚を青く染められて行動不能の状態に陥る。
余談
- 第14話では096と同じバット型のロイミュード・069が登場しており、TV本編では初めて同型のロイミュードが複数ほぼ同時期に活動した回となった。
- 第1-2話にも傷つけた相手の皮膚を染色するロイミュードが登場していた。
- リラ役の末永遥と弘樹役の三上真史は、轟轟戦隊ボウケンジャーでも共演している。
ネタバレ(閲覧注意)
人間態・CV:末永遥(15話のみ登場、コピー前を演じた声優は不明)
実は096の正体は二階堂弘樹ではなく、弘樹本人は別れ話でリラと揉めた時に事故死していた。
その罪悪感に苦しむリラに目をつけた096がリラの姿をコピーする時に記憶を改ざんし、彼自身を弘樹と思い込ませていただけに過ぎなかった。
進ノ介達によって正体を暴かれ、ライダー2人と戦闘になるも所詮は成長前の上に1対2では勝てる筈もなく、逃亡しようとするも最期はダブルライダーキックを受けて倒された。
なお、コピー前の声や話し方から本来の人格は男性と推測される。