概要
『ジョジョの奇妙な冒険』14巻において、承太郎に正体不明の敵スタンドの本体を暴くためのカマをかけられ、ジャン=ピエール・ポルナレフが思わず口にしたセリフ。
これは見事に成功し、スタンドすら知らないはずなのに鼻を押さえるマヌケ(テニール船長)をいぶり出した。
実際は「うそだろ承太郎!」が正しいのだが、Pixiv内ではこちらの方がヒット数は多い。
思わず「嘘だろ・・・」と言いたくなるような承太郎関連のイラストに付けられる。
実際のやり取り
エジプトへの旅の初め、敵スタンドによる飛行機の墜落事故で香港へ着いた一行は空路を断念。より安全策を取るために海路(と陸路)によるルートを選択する。
また今度は乗客の中に敵スタンド使いが紛れ込む可能性を排除するため、スピードワゴン財団を通じて船員全員の身元の確認が取れている船をチャーターした。
しかしいざ出港すると、船には密航者が紛れ込んでおり、その密航者と、助けに入った承太郎が海底からスタンドに襲われるという事態に遭遇する。
スタンド使いについての知識を持つアブドゥルでさえ正体の分からないスタンドを前にした一行は、密航者と船員たちに敵スタンド使いの嫌疑をかける。
そんな中、承太郎が突如船長を指して「スタンド使いはこいつだ」と断言した。
承太郎(直前までタバコを吸っていた)
「『スタンド』使いに共通する見分け方を発見した。
それは…スタンド使いはタバコの煙を少しでも吸うとだな…鼻の頭に 血管が浮き出る」
ジョセフ・花京院・アヴドゥル・船長「(鼻に手を当てながら)えっ!」
密航者「(みんな何やってんだ!?)」
ポルナレフ「(鼻に手を当てながら)うそだろ承太郎!」
承太郎「ああ うそだぜ! だが…マヌケは見つかったようだな」
このカマかけによって、スタンドのことを知らないと言っていた船長に自らスタンド使いであること・偽物の船長であることをバラさせることに成功した。
ちなみに承太郎は船長がスタンド使いである確信はなかったが、船員全員に同じ手を試すつもりでいた。
また第2部で策士としての面を見せたジョセフもこの嘘に引っかかっていることから、承太郎が祖父ジョセフを凌ぐ機転を持つことが窺える。