概要
特撮番組『仮面ライダー龍騎』のキャッチコピー「戦わなければ生き残れない!」のパロディの一つ。
仮面ライダーでありながら同じライダーと戦うことを拒み、最初から最後までひたすらライダー同士の戦いを止めようとしていた城戸真司だったが、彼は終盤で現実世界に溢れ出たレイドラグーンの攻撃から少女をかばって致命傷を負い、レイドラグーンを殲滅した後、やっと見つけ出した自分の答えを秋山蓮に伝えて静かに息を引き取った。
「でも…さっき思った…。やっぱりミラーワールドなんか閉じたい、戦いを止めたいって…。きっと…すげぇ辛い思いしたり…させたりすると思うけど…それでも止めたい…。それが…正しいかどうかじゃなくて…俺の…ライダーの一人として…叶えたい願いが…それなんだ…」
なんと最終回直前で主人公が死亡してしまった。これは仮面ライダーシリーズはもちろん、数ある特撮番組の中でも異例の展開だろう。結局戦わなくても生き残れなかった。
他人の命を犠牲にすることを良しとせず、戦いを止めようとしていた真司までもが命を落としてしまうというのはなんとも残酷な話である。そして、真司の脱落によって最後の仮面ライダーとなった蓮は一人最後の戦いへと赴くこととなる。
「城戸…お前が最後に信じるものを見つけたように…俺にも信じるものはある。ライダーの一人として…」
どうすれば生き残れるのか?
「戦え…戦え…」
ライダーバトルも所詮は神崎士郎が妹の優衣の命を救うために仕組んだ罠である。つまりはっきり言って生き残れる道はない!
(関連タグの「※生き残れなさすぎ注意」も参照)