曖昧さ回避
- 牛の耳。もしくは牛の耳を付けたキャラクターに付けられるタグ。
- 組織や団体などを支配する。→ 牛耳る
概要
牛耳(うしみみ)
「獣耳」系タグのひとつ。
呼んで字のごとく、牛の耳のついたキャラクターのイラストに付けられるタグである。
耳と角がセットになっていることが多く、より牛らしいイメージを強調するためかカウベルの付いた首輪を撒いていることも。
また、一般的に牛といえば乳牛(特にホルスタイン)が連想されるためか、描かれるキャラクターはたいてい巨乳の女性だったりする。いわゆる、「牛娘」である。
逆に、巨乳のキャラクターに牛耳を付けることもある。
本来の耳の位置が側頭部なので、「四つ耳」にしなくても違和感が生じない特徴もある。
主に、丑年に多く見られる。
牛耳る(ぎゅうじる)
組織や団体などを自分の意のままに支配し、主導権を握ることである。
中国の春秋戦国時代、諸侯が同盟を結ぶ際に盟主が牛の耳を裂いて、皆がその血を啜って組織への忠誠を誓い合ったという「左氏伝(哀公十七年)」の故事に由来している。この故事から、同盟の盟主となることを「牛耳を執る」というようになり、そこから転じて、組織などを意のままに動かす立場になることを指すようになったのである。「牛耳る」は、「牛耳を執る」の「牛耳」を動詞化させたものである。