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本名は丹波正三郎。
自ら立ち上げた『丹波道場』という俳優養成所があり、その弟子には宮内洋がいた。
1950年代、東宝映画で多数出演。その後はフリーランスとして活躍の場を東映に移した。
さらに、『007は二度死ぬ』をはじめ、洋画にも出演した。
1968年から放映されたテレビドラマ『キイハンター』で主演、その後も『アイフル大作戦』『バーディ大作戦』『Gメン'75』と出演して、約13年にわたってTBS系土曜夜9時の顔となった。
また、心霊学と霊界に深い造詣を持ち、霊界の存在を確信していることから『丹波哲郎の大霊界』という著書を出版。それがベストセラーになると、さらに映画化へとつながった。
死去から約一年近く、交友のあった霊能者によれば、死後の丹波から、生前の約束通り霊界通信があり、「世のため、人のために尽くし明るい笑顔で人生を頑張ったのちには、それに見合った素晴らしい世界があります」との旨のメッセージが送られて来たという。