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winx_clubの編集履歴2015/06/17 18:56:58 版
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うぃんくすくらぶ

イタリアのRainbow S.r.l.(旧:Rainbow S.p.A)で制作されたアニメシリーズのタイトルおよびそのアニメに登場する妖精6人の仲良しグループのグループ名である。

概要

イタリアのレインボーS.r.l.で制作されたアニメシリーズ。他国にも配給されている。

一見ごく普通に見える女の子たちが変身して戦うセーラームーンのような作品、いわゆる魔法少女ものである。

Rainbow S.r.l.が創立されてから約10年ほど経った2004年頃(ふたりはプリキュアが日本で放送開始されたのとの同じ年)にイタリアでTVアニメシリーズの放送が開始され、元々は主に女児対象で作られていたが時間が経つにつれ初期エピソードから視聴していた子どものファンが大人になってしまったため現在では大人をターゲットにした商品展開もされている。

数多くの関連商品や関連イベントなどの海外展開も盛んに行われているため海外(特にイタリア)では人気が高いが、日本ではあまり知られていない模様。

特徴

監督のイジーニオ・ストラッフィ自身がこのアニメに美少女戦士セーラームーンからの影響があると語っており、日本の作品からのオマージュも多く存在する。

セーラームーン以外にもハリーポッターロード・オブ・ザ・リングスターウォ-ズなどといった有名な西洋のファンタジー作品やSF作品からのオマージュと思われる描写も数多い。

その他にも、アイドルアニメと同じくらい歌とファッションが重視されており登場キャラクターはレディーガガが着ているような奇抜な衣装やクラシカルで華やかなドレスからTシャツとズボンや水着といったラフなものまで様々な衣装を着こなして披露することが多い等、従来の魔法少女と同じ特徴を持ちながらも従来の魔法少女とは一線を画す作品となっている。

テーマ

環境保護の話なども出てくるが、友情や恋愛や家族愛や愛国心等の大切さが描かれる中で主役キャラはモブやサブの立場にあるキャラクターと団結して悪党をやっつける。

本作に登場する主人公の変身する力は誰かに授けられたものではなく生まれ持ったものであり、最初に登場した頃は魔法が使いこなせずに悪党にやられるシーンも多かったが徐々に魔法を使いこなしていき新しい魔法を習得することで悪党をやっつける立場へとなる。

全体を通して「主人公は友達と一緒に己の才能を発揮するために様々なことを学んだから悪党が倒せるほど強くなれた」という風に描かれている。

つまり、“愛”と“団結”と“成長”が最も大切なテーマになっていると考えられる。

シリーズ

シーズン1→シーズン2→シーズン3→劇場版第一弾→シーズン4→劇場版第二弾→シーズン5→劇場版第三弾→シーズン6→シーズン7という風に続いており、どのシーズンでも必ず26話である程度区切りがつくように作られている。

新シーズンがはじまってもストーリーや世界観や人間関係などがリセットされることがなく、主人公の物語そのものもかなり長く続いているため、現在(2015年)は主人公とその仲間たちの年齢は本来ならもう少女とは呼べないほどの年齢に達していると思われる。

世界観

魔法の王国や妖精や魔女が多く登場する比較的王道なファンタジー作品ではあるが、登場人物たちは魔法世界の中でも宇宙船や携帯電話といった小型通信機やパソコンや機械仕掛けの空飛ぶバイクなどといったものを当たり前のように使用するためSFファンタジーの世界ともいえる。

主人公が魔法世界の都市にはじめて見た時に杖を売る店や空飛ぶドラゴンがその辺の街中になかったことにカルチャーショックを受ける、地球よりも科学が発展している惑星が存在するなどといった描写が見られる。しかし、SFの奇抜さを強調する場面は多々あるもののフェアリーを養成するための魔法学校などが主な舞台になるので、SF要素よりもおとぎ話のようなファンタジックな雰囲気を重視した作りになっている。

魔法の王国や惑星や異次元空間は複数存在するため、世界征服をもくろむ悪党が登場すれば地球だけではなく宇宙をまたにかける壮大なものへと発展する。

キャラクター

ウィンクス・クラブのメンバー

龍の炎ドラゴンフレイムの魔力を持つ、龍炎のフェアリー。

ドミノのプリンセス。

ウィンクス・クラブのリーダー。

スカイ王子のガールフレンド(劇場版第一弾または第二弾以降はスカイの婚約者)。

夢見がちで現実逃避気味なところもあるが、正義感が強く、成長していくうちに本来持っていたリーダーシップの才能を発揮していく様になる。

見た目は、赤毛の白人に近い。

星の光の魔力を持つ、太陽光のフェアリー。

ソラリアのプリンセス。

ブランドンのガールフレンド。

イケメンとショッピングのことしか考えていないと思われるほどおバカで能天気。ワガママで常に強気な態度を見せているため相手を傷つけることも多いが、実は家族や友達への愛は深い。ブルームがまだ本物の魔法に不慣れで何も知らなかった頃から彼女のためにあれこれしてあげていた。

見た目は、金髪のアメリカ系白人に近い。

花や木々の魔力を持つ、自然のフェアリー。

リンフィア出身。

ヘーリアのガールフレンド。

“心優しいお花の妖精“といった感じが強く、シャイで大人しい。ウィンクスの中では一番の癒しキャラとも言える。魔法学校の授業で学んだことをすべて覚えているほどの勤勉家。

見た目はヒスパニック系アメリカ人に近い。

音楽の魔力を持つ、音楽のフェアリー。

メロディ出身

リーベンのガールフレンド。(シーズン6でリーベンと破局。)

ときたま毒舌を吐くほどタフで強気な態度を見せることが多いが、常に亡き母の愛に飢えており恋人や家族のちょっとした言動でものすごく落ち込むなど本当はかなり繊細である。当初はやや不良っぽいおてんば娘といった感じが強かったが、成長していくうちに妖艶な美女へと変貌を遂げていく。

見た目は、東アジア系のモンゴロイドに近い。(ミューサの肌はウィンクスのメンバーの中では一番色白だが、中国や韓国や日本では色白肌が好まれるためそのようなデザインにしたと思われる。)

テクノロジーの魔力を持つ、科学のフェアリー。

ゼニス出身。

ティミーのガールフレンド。

筋金入りの機械オタク(ギーク)。完璧主義で常に自信に溢れている。素直ではあるが、感情に関する問題が度々出てくる。常に言動が派手なステラや常に友達の側に寄り添って思いやりを見せるフローラなどと比べると自分の気持ちや自分の身の上を表に出して表現することが少ないため、場面によってはモブ化するほど影が薄い。

見た目は、ギークな白人・・・にしてはややオシャレである。

センシティブな作品

魔法のピンクの液体の魔力を持つ、波のフェアリー。

アンドロスのプリンセス。

ナブーの婚約者(シーズン4でナブーと死別、シーズン5でロイと惹かれ合い、シーズン6でロイとレックスの間で揺れ動く。)

ステラとは正反対のプリンセスキャラとして描かれている。男を見る目は厳しく、見た目の良さよりも動きやすさを重視した服(といってもこれがまたオシャレである)ばかり着ており、常に真面目で物事を真剣に受け止めている。

見た目は、アフリカ系のネグロイドに近い。

その他のキャラクター

winx_clubのキャラクター」で。

ストーリー

winx_clubは魔法の惑星Magixに住むフェアリーたちが結成したグループである。

ある日、16歳にしてファンタジーに憧れていたブルームは、Knut(クヌート(魔物))と戦っていたステラを助け、魔法の力があることが判明する。

そして、魔法世界の首都「Magix」(マジックス)に移り、寄宿制の妖精大学校アルフェアに入学、その時一緒だったルームメイトとwinx_clubというチームを作る。

ブルームは自身の出生の秘密を解き明かし、仲間と一緒に魔法の勉強をしながら様々な人々と協力して悪党から世界を守る。

魔法世界の歴史

シーズン1以前

とてつもない力を持った炎龍は魔法の宇宙を作った後、惑星ドミノで眠りについた。

地球では妖精と人間が共存していたが、妖精たちは強大な魔力を持っていたため5人のウィザードに狙われ自分自身を封印することで自分の身を守ろうとした。それ以降、人間は妖精を信じなくなっていった。

惑星ドミノの王国で国王オリテルと女王マリオンの間に生まれたダフネとブルームは炎龍の力「ドラゴンフレイム」を引き継ぐが、三人の魔女アンセストロ・ウィチーズはドラゴンフレイムの力を狙ってドミノを襲った。

ダフネはまだ幼い妹のブルームを地球へと逃がし、ブルームは地球のガルデニア町に住んでいた人間の夫婦マイクとヴァネッサの手で大切に育てられる。

アンセストロ・ウィチーズによってダフネは戦友ポリテアと共にサイレニクスの呪いで体が変異する。

ファラゴンダ、グリフィン、サラディンそしてオリテルとマリオンは光の結社を結成し、アンセストロ・ウィチーズをオブシディアンと呼ばれる邪悪な空間へと封じ込めるが、アンセストロ・ウィチーズはドミノのすべての王族と民をオブシディアンの中へと引きづり込み道連れにした。その結果、ドミノ王国は崩壊した。

ダフネも惑星ドミノから離れた惑星マジックスの湖ロッカルーチェの中で暮らすようになる。

シーズン1

センシティブな作品

生まれ故郷の破滅や自分が何者であるかも知らないまま16歳になるまで育ったブルームはある日ステラという惑星ソラリアのプリンセスと出会い、自身が魔法の力を持った者であることを知り、ステラに誘われるがままに親元を離れて魔法世界の寄宿制学校アルフェアに入学しルームメイトと仲良しグループ「ウィンクス・クラブ」を結成し、ウィンクスの仲間たちと共に魔法のお勉強をするようになる。しかし、ブルームは妖精のための大学校アルフェアで暮らしながら、自分が持っていた炎龍の力やステラが持っていた星の杖を狙う三人の魔女トリックスに襲われるようになり、自身の出生の秘密も知っていく。

その後、ブルーム率いるウィンクス・クラブの活躍によってトリックスは投獄される。

シーズン2

恐ろしい邪悪なシャドーフェニックスのロードダーカーが魔法の異次元空間レリクスにある強大な魔力を狙って、レリクスを開くことが出来るアイテムのコーディクスを手に入れるためトリックスを脱獄させ、コーディクスがあると思われる場所をトリックスと共に次々と襲いコーディックスを奪っていく。ロードダーカーに襲われたピクシー村のピクシーたちを守ろうとした波の妖精アイーシャはウィンクス・クラブに加わり、コーディックスを守ろうとするもすべてのコーディクスはロードダーカーに奪われてしまい阻止することはできなかった。

ロードダーカーは事前にアルフェア校にアバロン教授の偽物を送り込んでおき、生徒思いの先生を演じていた偽アバロンを信頼し悩みを相談していたブルームが油断したすきにロードダーカーはブルームに魔法をかけてダーク・ブルームへと変え、4つのコーディックスと自分の言う事を聞くようになったダーク・ブルームの力を使ってレリクスの空間に入る。しかし、ウィンクス・クラブとスペシャリストの子達がブルームを元の姿に戻したおかげで、ブルームはロードダーカーを倒すことが出来た。

シーズン3

アンセストロ・ウィチーズの息子バルトルは長い間封印されていたがアンセストロ・ウィチーズの子孫であるトリックスの力によって復活した。バルトルはトリックスと手を組み、海の人魚の民をモンスターに変え海の王族を監禁し、魔法世界の学校の校長同士が争う姿を人々に見せて怯えさせていく、この時ブルームもドミノが滅んだ日にオリテルとマリオンを自分の体の中に吸収したバルトルに言われ精神的に追い詰められていった。

宇宙最強の魔術師になることを熱望し人々を恐怖で支配しようとしたバルトルはエンチャティクスの力を手に入れたブルームの力で死んでいった。

劇場版第一弾『失われた王国の秘密(The Secret of the Lost Kingdom)』

ウィンクス・クラブの6人の妖精は妖精学校アルフェアのカリキュラムを全て終えて卒業し、ガーディアン・フェアリーの称号を得た。その後、ブルームはウィンクス・クラブの仲間たちと共に失われたドミノ王国の秘密を調べ、オブシディアンへと行く。ブルームとダフネとスカイの活躍によってアンセストロ・ウィチーズとマンダゴラが倒され。そのことによってアンセストロ・ウィチーズの邪悪な力で凍りついていた惑星ドミノの氷は溶け、マンダゴラが守護していたオブシディアンの力で石と化していたドミノの住人もすべて元通りに復活した。

シーズン4

ウィンクス・クラブはガーディアン・フェアリーとしての任務を妖精学校の校長ファラゴンダから与えられ、地球最後の妖精を探しに地球で暮らすようになる。ウィンクス・クラブは地球最後の妖精ロキシーを見つけ、他の地球の妖精たちも復活させた。

しかし、地球の妖精たちは自分たちの存在を忘れた人間たちに恨みを抱き、人間たちに復讐しようとする。

ウィンクス・クラブは、地球の妖精の魔力を奪おうとするウィザード五人組ブラック・サークルから妖精を守りつつ、人間に復讐しようとする地球の妖精たちの復讐を止めなければならなくなる。

最終的には、ウィンクス・クラブの活躍によって地球の人々は妖精を信じるようになり、地球の妖精たちも人間に復讐することをやめた。

劇場版第二弾『魔法の冒険(Magical Adventure)』

トリックスはアンセストロ・ウィチーズと共に妖精と魔女の魔力の源になっている木から、妖精の魔力を奪った。

ウィンクス・クラブの活躍によって妖精たちは魔力を取り戻し、アンセストロ・ウィチーズは倒された。

ドミノ王国の国王オリテルとエラクリオン王国の国王エレンドルの間にはなにやら事情があるらしく、ドミノ王国の王女ブルームとエラクリオン王国の王子スカイは父親から結婚を反対されていた。しかし、その後、二人の仲は良くなり両親から結婚の許しを得られるようになった。

シーズン5

アンドロスの海の王国で海王に選ばれなかったトリタヌス王子が反逆を起こし、トリックスと手を組みすべての海を支配する。この時、トリタヌスは地球の汚染物質によって体が突然変異し、自分の体の中にある悪い物質を振りまくことで海の人魚を自分の命令に従うミュータントへと変えていった。

ウィンクス・クラブは妖精学校アルフェアに再び戻り、海の魔法サイレニクスを取得し使いこなすために様々なことを学ぶ。しかし、ウィンクス・クラブがサイレニクスを手に入れた頃に、同時にトリックスもサイレニクスの力を手に入れた。

サイレニクスの力によって魔法世界のすべての力の基盤を支える柱がある無限の海の空間に入れるようになったトリタヌスとトリックスが無限の海に存在する壊れた皇帝の玉座の力を手に入れるために柱の石を奪って玉座の修復を行おうとしたことで魔法世界の力のバランスが崩されていき、トリタヌスたちの悪事を重く見た魔法世界の陸の王族たちは軍事同盟を結びウィンクス・クラブの子達と一緒にトリタヌスと戦うようになる。

サイレニクスの力をさらに多く求めたダーシーとストーミーによってサイレニクスの力を持っていたポリテアの体は消滅し。その後、ウィンクス・クラブはサイレニクスの力でトリタヌスを捕まえ、海王ネプチューンは実の息子トリタヌスをオブヴィオンの領域に放り込み永久追放した。

ブルームはサイレニクスの力でダフネにかかっていたサイレニクスの呪いを解き、ダフネは実体化し湖の中ではなく陸で暮らすようになる。

劇場版第三弾『深淵の神秘(Mystery of the Abyss)』

ポリテアは無限の海にある皇帝の玉座の力によって復活し、オブヴィオンの領域からトリタヌスを召喚した。ポリテアはトリタヌスとトリックスと手を組み、無限の海を支配した。その後、ウィンクス・クラブの活躍により、ポリテアとトリタヌスとトリックスの魔の手から無限の海は守られた。

シーズン6

魔女学校クラウドタワーにセリーナという少女が入学した日にトリックスは力づくでクラウドタワーを乗っ取った。セリーナはトリックスと協力し、人々を襲うようになる。

ウィンクス・クラブはセリーナが悪事に利用していた魔法の書レジェンダリウムの中に入るための鍵であるミーシィクスの杖を手に入れ、レジェンダリウムの中の架空世界と現実世界を行き来しながらトリックスと戦いセリーナの悪事を止めようとする。

その後、ウィンクス・クラブの活躍よってセリーナは悪事を働くことをやめ、トリックスも倒された。

ダフネはトーレンという異国の男と結婚した。

シーズン7

ウィンクス・クラブは魔法の動物を守るために過去へとタイムスリップする。

劇中で使われる用語

  • 魔法世界(Magic Dimension)

魔法の宇宙(Magic Universe)とも呼ばれる。妖精や魔女といった魔法使いやドラゴンやペガサスといった魔法の動物が住む場所全体を指す言葉。ウィンクス・クラブの物語の舞台はこの魔法世界であることが多い。首都はマジックス。地球も妖精や魔法の動物が住んでいる地域はこの魔法世界の一部とみなされる。

  • ガーディアン・フェアリー(Guardian Fairies)

魔法の宇宙を守護する妖精を指す言葉。妖精学校アルフェアを卒業し、エンチャティクスのレベルにまで達した妖精に与えられる称号である。この称号を持つ者は世界の脅威となる者や悪の勢力と戦わなければならない。色々と条件はあるものの魔女も魔女学校クラウドタワー卒業後はガーディアン・ウィチーズとなる可能性がある。

現在、ガーディアン・フェアリーとして知られている妖精は、ブルーム、ステラ、フローラ、ムーザ、テクナ、アイーシャ、ダイアナ、オーロラ、シビラ、ネブラの計10人である。

  • レリクス(Relix)

コーディクス(Codex)と呼ばれる4つのアイテムを集めて使うと開かれる異次元空間。そこには宇宙の強大な力があると言われている。

  • 無限の海(Infinite Ocean)

サイレニクスの力で開かれる魔法の海門を通れば行ける異次元空間。光の柱、バランスの柱、コントロールの柱など魔法世界のすべての力の基盤を支えている柱がある。「皇帝の玉座(Emperor's Throne)」と呼ばれる巨大な玉座があり、その玉座には無限の海の中で一番強大な魔力がある。この空間は3DCGで描かれている。

  • オブシディアン(Obsidian)

Obsidian(黒曜石)という名の通り不思議な黒い石で出来ている特殊な空間。凶悪な者を閉じ込める場所として使われている。魔力を持った者がこの空間に入るとその者の魔力は暴走した後に消滅していく(ただし、普通の体を持たないダフネなどはこの空間の中でも魔力が使えた)。マンダゴラがこの空間を守護していたため、マンダゴラが死んだ時にこの空間も崩壊した。

  • オブヴィオン(Oblivion)

不思議なキューブで出来た特殊な空間。オブシディアンと同じように凶悪な者を閉じ込める所として使われている。この空間に入った者はキューブの中に留まるように幻覚を見せられることによって混乱に陥る(ただし、自力でキューブを破壊することは可能であり、自分の体を包むキューブを破壊すれば幻覚からも解放される)。ブルームはここでネガティブな幻覚を見せられた。

  • レジェンダリウム(Legendarium)

古今東西の伝説が刻み込まれている魔法の書。ただ大声でその伝説上のものの名前を唱えればそのものを召喚することができる。架空の世界と現実の世界を繋ぐものであり、ミーシィクスの魔法を使えばレジェンダリウムの架空の世界の中に入ることが出来る。この書の中の世界は3DCGで描かれている。

主な変身フォーム

変身しても個人の名前は変わらず、シーズン4の序盤以外では人間の前で正体を隠すこともない。

ここに記入されているもの以外にも変身魔法は存在する。

1Magic winx(マジックウィンクス)

一番最初のフォーム。かなり質素。ディアスプロやミーレなど多くの妖精がこの最初のフォームを使っていると見られる。

2Charmix(チャーミックス)

最初のフォームにブローチとポシェットが付いた変身。心の迷いを取り除くと変身出来る。

3Enchantix(エンチャンティックス)

最初のフォームに比べると格段に豪華になった。自分を犠牲にして同じ国の人を助けると変身できる。アルフェアを卒業するにはこの魔法を習得しなければならない。「大きな羽が生える」「髪型が大きく変わる」などといった特徴がここから定着しはじめる。

4Beliwix(ビリーウィックス)

周囲にいる人々の魔法や妖精を信じる心によって強くなる。そのため、周囲にいる人々が魔法や妖精を信じていないと弱くなる。

Bellieve(信じる)という単語から名付けられている。

そのなかでも様々な力を持ったフォームに変身できる。

  • スピーディックス
  • トラーシックス
  • ソーフィックス
  • ラヴィックス

5Harmonix(ハーモニクス)

シーズン5の初期段階での変身。サイレニクスを手に入れるための試験を受けている間だけ使える。ドレスのような見た目。

6Sirenix(サイレニクス)

シーズン5の後期段階での変身。海中の中で主に使われる。Infinite Ocean(無限の海)と呼ばれる異次元空間(3DCGで表現されている)に入るための門を開けられるようになる。

サイレニクスを手に入れるための試験(一か月以内にクリアできないと永久に魔力を失う)で出される問題をすべてクリアしないと手に入らない。

ちなみに、サイレニクスを手に入れた目的を達成するとサイレニクスの守護精霊に願いを叶えてもらえる。それは「Sirenix Wish」と呼ばれている。(シーズン5の終盤でブルームは目的を達成した後にSirenix Wishでダフネにかかっていたサイレニクスの呪いが解かれることを願ったのでダフネは今の姿になった。)

7Bloomix(ブルーミクス)

ブルームが持つドラゴンフレイムの力で強くなる。ちなみにブルームもそのフォームに変身できる。髪の色が変わるキャラも。

8Mythix(ミーシィクス)

Mythixの魔法が入っているステッキで変身する。魔法の書レジェンダリウムの世界(3DCGで表現されている)で使える。キャラの体も3DCG化する。

スピンオフ作品

Pop Pixie

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