ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW)
がんだむかいはつしゃ
概要
ドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老師Oの5人の総称。
それぞれビーム兵器技術、ステルス技術、火器管制システム、コクピットシステム、機体駆動技術のプロフェッショナル。6人目の技術者であるハワードも含む事がある。
「暴走を止める為に他を暴走させる」がモットー。
5人いずれもOZの科学者でも到底追いつけないほどの高い技術力を持ち、機動力と防御力を両立した結果、パイロットに15Gの負荷がかかるトールギスや、いかなる手段を使ってでもパイロットの潜在能力を無理矢理引き出すゼロシステムを組み込んだウイングガンダムゼロのような乗り手の事を全く考えないトンデモ兵器をたくさん作ってきた。ただしこの頃は機体の危険性やそもそも実現不可能な技術だったため設計図にとどまっており、実際に作られたのは本編開始前後。
いわゆるマッドサイエンティストであるがぶっ飛んでいるのはあくまで発明に関してのみであり、「真のオペレーション・メテオ」には反対の立場を取ったり、ガンダムパイロットの内面の優しい性格を見抜きそれを考慮した細工をパイロットスーツや機体に仕込んでいたり、ウイングゼロに対しても「あの破壊係数は素人目に見ても必要ない」と述べていたりとそれ以外の場面では割と思考回路はまともである。
TV版ではハワード除く5人は序盤にOZ(後に一部構成員の離反などによりロームフェラ財団→ホワイトファングに名を変える)に捕らえられて以降終盤まで敵側のモビルスーツや要塞などの開発を強制されてきたがただでは転ばず、極秘裏にデュオのデスサイズやシェンロンを改修したり、モビルドールシステムやリーブラの主砲に意図的な欠陥を施すなどささやかな反抗は続けていた。
そして、それら兵器を開発してきた最後の「罪滅ぼし」にリーブラを地球への落下軌道からそらすためピースミリオンの動力を暴走させそれにより生じた爆発の炎に妨害しに来たカーンズと共に巻き込まれていった。