元ネタは『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』第21話「置き去りの軌跡 ERASER」より。
「笑い男事件」を巡る陰謀の真相を探るべく重要参考人の保護に向かった草薙素子の元を、厚生労働省医薬局麻薬対策課の凶悪犯罪担当組織「麻薬取締強制介入班」(通称:「麻取」)が証拠隠滅の為に急襲。
海上自衛軍のアームスーツ(パワードスーツ)を駆って襲い来る麻取の安岡ゲイルに、味方も装備も限られていた素子は苦戦を強いられ、やがて彼女は片腕をもがれた上、頭部を地面に打ち付けられて失神してしまう。
そこへ対物ライフルを装備したサイトー、パズ等の増援が到着、アームスーツの装甲を破る事は叶わなかったものの、その動きを止める事に成功する。
目を覚ました素子が開口一番発したのがこの台詞。
その後、キレた彼女によって至近距離からコクピット目掛けて何発もライフルを撃ち込まれ、哀れアームスーツの操縦者はひしゃげたコクピットの中で呼吸困難に。
普段クールな素子が本気でキレた場面として、ファンの印象に強く残っている台詞である。
皆も斎藤さんに何かを要求する時に使ってみよう。
なお、ネタとして用いられることが多い台詞だが、この台詞が出た回を通して考えると、トグサの記憶を見た際の影響と考えることもできる。(トグサは厚生省の闇を暴こうとした”ひまわりの会”に対する安岡率いる麻取の襲撃に巻き込まれ、重傷を負っている。ひまわりの会は非武装の民間人による集団であったにも関わらず麻取によって一人残らず殺害され、トグサはその際の記憶を残していた)