CV:麦人
概要
四葉ありすの祖父である。登場は第4話の回想シーンで、小学校で暴力事件を起こしたありすを諭した以下の言葉が、プリキュアの力を恐れるありすの心を奮い立たせた。
力とは、相手を打ち従えるためのものではない。
よく考えよ。お前が拳を振るったのは何のためだ?
力は、己の愛する者を守るためのもの。それを忘れなければ、二度と力に呑まれることはない。
ありすよ。恐れるな。己を磨き、心を高めよ。
一郎の登場はこの回限りで、現在も存命であるか否かは作中では明らかにされなかった。
のちに『オフィシャルコンプリートブック』にて、故人であることが判明している(p25)。
本作ではプリキュアの両親には『おかあさんといっしょ』の歌・体操のお兄さん・お姉さんから取られるという法則があるので、「一郎」も2代目うたのお兄さん・水木一郎から来ているものと思われる。
声優について
担当声優の麦人は『フレッシュプリキュア!』で桃園ラブの祖父桃園源吉も演じていた。ちなみに源吉も物語開始時にはすでに故人であった。
また麦人は『グラップラー刃牙』で愚地独歩を演じている。独歩は原作で何度か三戦立ちを見せており、このことが「キュアロゼッタの変身時の決めポーズが三戦立ちを想起させる」との一部視聴者の指摘の根拠になっている。