声:坂本真綾
概要
『The World』における女神ともいうべき存在。ハロルドが生み出した究極のAIで、後に『The World』を司るシステムの中枢となっている。
R:1においては「Δ隠されし 禁断の 聖域」にアウラを模した像が存在していたが、R:2に移行すると『The World』から姿を消したため像がなくなったとされる。
THE World R:1
ハロルドがシステムに組み込んだ学習機能を持つAIで、『The World』を介して人の思考を学ばせることが目的であった。
しかし、『SIGN』の時点ではモルガナによって眠らされており、司の心とリンクしていたため、司がポジティブな思考にあれば正常な覚醒に近付くが、ネガティブな思考に傾くとアウラの性質も歪んでしまうという状態にあった。
このためにモルガナによって司は『The World』に取り込まれ、ネガティブな状態に陥らせるために利用され続けていたが最終的には司が心の成長を遂げたことにより、アウラも正常な覚醒を迎えた。 成長した後、アウラを無力化させようと目論むモルガナが差し向けたスケィスからの逃避行が始まることとなる。
第1期ゲーム『.hack』では、逃避行の中、当時の『The World』における有力プレイヤーの1人オルカに、八相と立ち向かう力を持つインストールブック「黄昏の書」を託すが、その直後、オルカがスケィスのデータドレインを受けて未帰還者となり、「黄昏の書」はカイトが受け継ぐこととなる。後にスケィスに捉えられ、データドレインを受けて複数のセグメントに分割されてしまう。
セグメントに分割された後は、幾度となくカイトに救いを求めるメールを送っていたが、無力化されていたことにより文字化けしてしまっていた。カイトがセグメントを全て集めたことで力を取り戻したが、カイトとコルベニクとの戦いにおいて真に人らしい思考である“自己犠牲”を学んだアウラは、真に誕生するためコルベニクとともに消滅することを選んだ。
数ヶ月の後新生し、カイトにインストールブック「薄明の書」を託した。 後日談となる『Unison』では、『The World』内に介在する意思として静かに世界を漂っており、禍々しき波との戦いを終えたプレイヤー達の宴の様子を静かに見守っていた。
THE World R:2
R:1において様々なことを学び、ハロルドの目指した究極AIに近づいたアウラは、「世界を創るのは人である」と考え『The World』から姿を消してしまう。
それ以来、システムの中枢として管理を司るようになるが、『The World』に危険性の高いAIDAが発生したことで、AIDA駆除プログラムを搭載し、かつてのカイトを模した自律型AI蒼炎のカイトを生み出している。
その後、カイトが長期修復に入ると、蒼天のバルムンクと蒼海のオルカをを生み出した。
関連イラスト
関連タグ
.hack プロジェクトクロスゾーン(NPCとして登場。)