概要
赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥの力を借りて放つ呪文で、主な使用者はリナ=インバース。
人間の引き出せる限界魔力(人にはそれぞれ魔力そのものを溜めこむプールみたいなのがあり、そこから魔力をくみ出すバケツギリギリまで詰め込んだのが竜破斬)を全て使用した最大最強の黒魔術。一般的に使用できる魔術としては「これより強力なもんなんかない」と思われている。
山一つくらいなら丸ごと消滅させるほどの威力を持ち、アニメ版の各シリーズ第一話のラストでは必ずこの呪文が使われており、リナの代名詞とも言える魔法である。
勘違いされやすいが「爆発を起こして巻き込む技」ではなく「対象を爆発させる技」であり、爆発は単なる二次災害に過ぎない。従って、本人が巻き添えを喰らうことは無い。
精神攻撃としても最強レベルで、下級魔族ならば即死、中級魔族でもかなりのダメージを与えうる代物である。
作中ではカンヅェルとの戦いにおいて、ガウリイの光の剣に上乗せして使用したシーンもある。
詠唱
黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの
時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において
我ここに闇に誓わん 我等が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに
我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを!