概要
『アサシンクリード ブラザーフッド』は、主なプレイアブルキャラクターが前作『アサシンクリード2』のエツィオのままで展開される、2の後日談となる物語である。
本作では舞台をローマに移し、新たな要素として教団運営が導入されている。これは、アサシンの候補を街でリクルートし、鍛錬を行うことで任務中に彼らを仲間として手伝わせることができるものである。
また、シリーズでは初となるオンラインマルチプレイも導入されている。
『ブラザーフッド』の続編であり、エツィオ三部作の完結編である『アサシンクリード リベレーション』は、海外では2011年11月、日本では2011年12月1日発売。
なお、アサシンクリードタグは、シリーズ1作目に限らずシリーズ作品全体を指すものなので、『アサシンクリード ブラザーフッド』に関係するイラスト・漫画作品にも、本タグと併せてアサシンクリードタグを付けることが望ましい。
内容は一般向け、腐向けを問わず全て含まれるが、腐向け作品には「腐向け」タグを併記することが強く推奨される。
物語
前作でテンプル騎士団のロドリゴ一派の陰謀を阻止したエツィオだったが平和な時も束の間、
ロドリゴの息子チェーザレ・ボルジア率いる教皇軍による報復攻撃を受ける。
ローマに落ち延びたエツィオは集結したかつての仲間たちと共にアサシン教団を再興し、『エデンの果実』によるイタリア支配を目論むチェーザレに猛然と反撃を開始する。
登場人物
- エツィオ・アウディトーレ
前作に引き続き、我らが主人公。
前作以上の技の切れ味を持ち、今作ではマスターアサシンとして活躍。チェーザレ達の野望を阻止すべく、アサシン教団を再興させ、猛然と立ち向かう。
教皇軍総司令官。
テンプル騎士団総長でロドリゴ・ボルジアこと教皇アレクサンデル6世の実子。
わずか18歳にして枢機卿の地位にまで上り詰めた英傑であり、政治、軍事、剣技、外交においても優れた才能を発揮する。
一度はアサシンに敗れた父の再起を促し、その尖兵として自らモンテリジョーニを侵攻するなど冷酷かつ大胆不敵な人物で、「エデンの果実」を使ってイタリア統一を目論む。
エツィオに匹敵する戦闘力と、恐るべきカリスマ性を兼ね備える今作最強の宿敵。
エツィオの親友である天才発明家。前作から引き続き登場。
軍事技術顧問としてチェーザレに協力を強いられていたが、ローマにやってきたエツィオ達のために秘密裏に力を貸してくれる。
啓蒙思想家。前作から引き続き登場。
アサシン教団のメンバーだが、チェーザレの君主としての手腕を評価している。
- 狐
盗賊。前作から引き続き登場。
アサシン教団のメンバーの一人で、マキャヴェリのことを内通者と疑う。
チェーザレの妹。
ロドリゴやチェーザレに政治目的で利用されており、結婚した男は全員殺されている。チェーザレには兄妹以上の感情を抱いている。
- ロドリゴ・ボルジア
ローマ教皇アレクサンデル6世。前作から引き続き登場。
テンプル騎士団幹部であり、アウディトーレ家を破滅させた張本人。チェーザレに諭される形で再起を図るが、前作にてエツィオに敗北した上に見逃されたことへの疲弊も手伝い、次第に暴走していくチェーザレについていくことができなくなっていく。