概要
CV-秋元羊介
本名はガルシルド・ベイハン
フットボールフロンティアインターナショナル(通称FFI)の主催者であり、世界平和を望んで開いた。石油王として有名な人物である。
同時に、ブラジル代表チーム「ザ・キングダム」の監督を務めている。
以下ネタバレ注意
正体
しかしその実態はサッカーを利用して世界を征服しようと企む悪人で、円堂世代におけるすべての元凶ともいえる黒幕でもある。
これまでの悪事
- FFIを世界平和の象徴として開催するが、実際はサッカーの持つ「争い」の面を利用し、世界各国を敵対させようとし、国に兵器を売りつけて戦争を起こし、地球の貴重な資源である石油を戦争に利用して世界征服を企む。
- あの影山零治を操っていた黒幕であり、40年前から所有する組織を送り込んで日本サッカー界を支配しようと計画しており、当時サッカーを憎んでいた中学生の影山を利用した。
イナズマイレブンを交通事故で廃部に追い込むだけでなく、何の罪もない円堂大介を殺すために、自らの手を汚さずに殺人行為を行う(結果は未遂に終わるも、その後も確実にトドメを刺す為に40年も追い続けた)。
- 影山が改心し、逮捕されると同時に事故に見せかけてガチ殺害（作中唯一の殺人シーンであり実質作中唯一の殺人犯）。といっても実は生きてはいたが・・・。
- 「ザ・キングダム」の前監督を軟禁状態にし、選手の家族を雇用と引き換えに実質人質にし、逐一見張って能力データをチェックして圧力をかけ、選手の心身を崩壊させようとした。
- 選手の身内にすら呼び捨てされる程に信用がなく、部下は子どもにすら暴言を吐き、所有物を勝手に奪い破棄する。
- 選手にとってこれ以上ない夢の舞台である世界大会でドーピングを強要、審判を買収し洗脳も平気で行う。
- 逮捕されても部下が実力行使で鬼瓦ら警察を鉄骨で攻撃(殺人未遂)して逃れる。
- 部下たちの力を見せつけるため、何の罪もない人々を仮の物とはいえ住宅地ごと破壊するテロ行為（コトアール地区が被害に遭う)。
- 悪事を行う際に表に出たら「自らは絶対に表に出てこない卑怯者」と罵られる程。
- 上のようなことを言われると、被害者に対し「お前にだけは言われたくない」等と意味不明な屁理屈で反論。
- ゲームにおいて円堂に「サッカーを愛しているか」と問われ、「サッカーなんぞただの球蹴りにすぎん」と一蹴。
- 散々利用した部下も負けた途端に罵詈雑言を浴びせ使い捨てる。
- 再逮捕の際に自らの犯罪行為を正当化せんと血迷った様な言い訳をだらだら吐き捨てる(反省・情状酌量の余地が皆無)。
・・・と外道の限りを尽くした。
以下のことから、歴代のイナズマイレブンシリーズの黒幕の中でダントツ完全悪の存在であり、後の次回作シリーズの黒幕たちとも比べると後者の方に良心を感じるくらいな程。
今まで、次回作の黒幕は「復讐」などを理由に悪となり、最終的には改心したりするものだが、彼には「復讐」や「改心」の言葉も無く、とにかく私利私欲に突っ走ったかのような悪役としては珍しいタイプでもある。
