ダンカン(ウルトラ怪獣)
はっぽうかいじゅうだんかん
ダンカンとは、ウルトラセブン第34話「蒸発都市」に登場する怪獣。別名「発泡怪獣」
タグとしては「ダンカン」が使われている。
概要
- 身長:40メートル(巨大化時)
- 体重:1万5千トン(巨大化時)
具体的にどこなのかは不明だが、太陽系付近の惑星から飛来してきた泡状の不定形生物。高い知能と変形能力を持ち、地球人の姿を借りての会話も可能。また、戦闘時にはトゲに覆われた怪獣の姿になる(メイン画像)。
武器は特にないが、動きは結構身軽。丸くなって転がりながら移動する事もできる。また強力な催眠術を使う事もでき、ウルトラ戦士を操って街を破壊させたというウルトラ怪獣としては異色の経歴を持っている。この時のセブンは通常の掛け声ではなく奇妙な鳴き声を上げており、友里アンヌでさえ「気でも狂ったの!?」と言わしめた。
地球に来た目的は宇宙嵐からの避難であり悪意はなかったらしいが、滞在中の仮の宿にしようと東京の一都市を丸ごと田園地帯に移動させた結果、一緒に移動させられた人間を蝋人形のように硬直させてしまい、紆余曲折の末退治される事になった。
人間体でコントロールルームからセブンを操り街を破壊させていたが、侵入してきたフルハシのウルトラガンの銃撃を受け泡になって巨大化。続けてコントロールルームも破壊された事でセブンは正気を取り戻し、そのまま鬼ごっこじみた対決を繰り広げた末、エメリウム光線で倒された。