概要
本作品の主人公。14歳。
12歳の時に両親をなくし、雪姫ことエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルと2年間生活を共にしている。
剣術と喧嘩が得意で、戦闘方面に関しては雪姫が内心認めてしまうほどの天賦の才を持つ。
村に住む4人の親友と共に、育ての親であり師匠である雪姫を倒し、都にある『アマノミハシラ』に登るという約束をしたが、雪姫を狙う賞金稼ぎに親友もろとも襲撃され瀕死の致命傷を負ってしまう。その際に雪姫と親友達を助けるべく雪姫の血を嘗めて自らも不老不死の吸血鬼となった。
生い立ち
刀太の両親は物語開始の2年前に他界し、育ての親の雪姫を除けば天涯孤独の身である。
両親の死因は交通事故とされているが、実際は何者かによる他殺であり、その時刀太自身も瀕死の致命傷を負っていたが、雪姫によって仮とはいえ不老不死にされている。
また、刀太はその時の記憶とそれ以前の記憶を失っており、生い立ちなど詳しいことは謎に包まれたまま。
親族関係
祖父にネギま!の主人公であるネギ・スプリングフィールドを持つとされる。
墓石によると、父親の名はジンテツ、母親の名はハルカ。
容姿
黒髪で某小説の主人公のごときツンツンヘアーが特徴的。
12歳の時に不老不死(仮)になったためそこで身長の成長が止まっている。要するにチ(ry。
本人自身そのことがコンプレックスで、その類のからかいを受けると怒る。
また、印象的に犬上小太郎にも似ており、話題になった事も。
性格
明るく、真っ直ぐかつ喧嘩っ早い熱血漢(その辺りはお爺ちゃんよりも曾爺ちゃんに近い)。
頭の回転が悪いということ以外はザ・主人公的な性格の持ち主。
仲間想いで直情的であり、その場のノリで行動したり他人の言葉を鵜呑みにしてしまう(九郎丸曰く「振り込め詐欺に引っかかりやすいタイプ」)。
また、夢に向かって努力する人を身分年齢性別関わらず応援するなど人情にも溢れている。
誰にでもフレンドリーに接するため様々な環境に馴染みやすく、彼を慕う人物も発展途上とはいえ増えつつある。
能力
上記にもある通り、かのエヴァンジェリンが認めるほどの戦闘に関する天賦の才を持ち、戦闘のプロと互角に渡り合ったり、達人クラスの歩法の一種である"瞬動"をわずか数日で会得し使いこなすなど武術に関して圧倒的なセンスを持つ。
極め付けはネギの血を引いている所以かネギが死ぬ思いで会得した闇の魔法(マギア・エレベア)をあっさりと発現させ、一時暴走状態に陥るものの自力で抑え込むという離れ業をやってのける。
また、クウネル・サンダースことアルビレオ・イマの作成した重さの変わる重力剣(グラビティ・ブレード)を得物とし、ネギま!で登場したネギの盟友であり、ライバルである太陽系最強の魔術師、フェイト・アーウェルンクスに初見でタイマン張って雪姫直伝の剣術格闘術を使って傷をつけるという偉業を成している。
反面、近衛の血を引いているにもかかわらず魔法の素質が壊滅的に存在せず、一般人でも簡単に使える魔法アプリですら使えないほど魔法の素養が無い。
この辺りは若き日のナギ・スプリングフィールドに近いものが感じられる。今後の成長にも期待がかかる。
戦闘以外でも料理や機械など多岐にわたって物事を器用にこなす。
これは彼自身12歳以前の記憶が無いため確固とした何かをつかむために親友の技術を見て自分なりに極めた所謂努力の賜物なのである。