「やりたがるちんこ」等の言葉が縮まったものと考えられる。
プレイボーイ、色男などと意味合いが近いが、両者がイケメンやモテるといった意味合いを内包するのに対し、ヤリチンの場合そうした要素はさほど関係が無く、単純な性欲と性体験の多さで決まってくる。
極端な話、醜悪な風俗狂いや強姦魔であっても数さえこなせば「ヤリチン」を名乗ってそれらと同じ土俵に立つ事が可能なのである。実際、ポルノの世界にはそうした人物が性豪として君臨するジャンルが存在し、一定の支持を集めている(→汚いおっさん)。
当然女性からは犯罪者予備軍として厳しく批判されがちであるものの、男性からは嫉妬と羨望の混ざった眼差しで見られる事も多く、対の「ヤリマン」ほど叩かれにくい傾向にある。
むしろ、そうした世論を踏まえてヤリチンの側から一般人を煽る事もあり、ヤリチン批判は感情論の応酬に誘導されて有耶無耶になりがちである。そうした時に遣り場のない怒りの矛先が向かうのは、しばしば被害者を含む女性の方だったりする。
どこまでも女性を食い物にして生きる輩と言って良いだろう。