日本の鉄道車両製造会社で、東京急行電鉄(東急)の完全子会社であった。
特に親会社を始めとした首都圏各社の通勤形電車の製造実績が多い。また、JR東日本の新幹線電車の受注実績も多いほか、かつて帝国車両を合併した経緯から、南海電鉄の車両も製造していた(最新鋭の8300系など一部車両は近畿車輛製)。本社及び工場は横浜市金沢区にあり、工場内から京急逗子線を経てJR東日本横須賀線の逗子駅までの車両回送線を有する。
日本最初のステンレス使用車両である東急5200系及び最初のオールステンレス車両である東急7000系はいずれも当社製。各1両が工場構内に保存されている。
2012年4月1日に東急車輌製造は事業譲渡をJR東日本に行い、新たに「総合車両製作所」通称:J-TREC(ジェイトレック)を設立した。不動産賃貸業を行う部門のみが残り、2014年に商号を「横浜金沢プロパティーズ」株式会社に変更した。