概要
妙高型の足柄と大淀型の大淀のカップリングタグで、共に礼号作戦で一緒になったことで、このタグとなった。「淀柄」ともいう。
また二隻とも、“大きな期待をもって建造されたが大戦果は挙げられぬまま、帝国海軍最後の大一番に投入された”点でも共通している。
勢いそのままに突撃していく飢えた狼と、彼女の性格に振り回されながらも的確にフォローする大淀のバランスタイプっと言っても過言ではない。
性格も割と似た部分が多く、「腕っ節」と「頭脳」という違いはあれど、自身の能力に自信を持った仕事熱心なキャリアウーマン系に近い。確たる実績で提督の期待に応えようとする姿勢もそうだが、提督からのおさわりを窘める言い方も割と似ていたりする。
また、どちらも時報でカツレツを調理しており、足柄のカツレツの量産に対して「実は大淀がこっそりと足柄を手伝っているのでは?」と、想像するファンもいる。
3年間、海自でもいっしょに
ちなみに足柄も大淀も名称が現在海上自衛隊で運用中のあたご型イージス護衛艦「あしがら」および、あぶくま型沿岸護衛艦「おおよど」として受け継がれており、こちらでは「おおよど」の方が先輩にあたる。「おおよど」の定係港は今でこそ大湊だが、「あしがら」が竣工し佐世保配属になった2008年3月から、「おおよど」が大湊へ転属するまでの3年間、2隻はともに佐世保を定係港にしていた。