概要
マリオ&ルイージRPGから初登場。天才的な頭脳を持つ科学者。
一人称は「ワレ」で、話す時は語尾に「るるる」をつける。
『マリオ&ルイージRPG』シリーズではすべてのシリーズに登場していたが3のラストで自爆・消滅したため、4にはいない。
各作品における活躍
マリオ&ルイージRPG
初登場。ゲラゲモーナの手下として、装置の開発からマリオ達の妨害といった暗躍を続ける。
ストーリー中盤、アハハ・アハデミーにおける戦いでマリオ達に敗れ肉体を失ってしまったゲラゲモーナを、スタービーンズの暴走に巻き込まれて気を失っていたクッパの体に入れ、「ゲラクッパ」として復活させた。
その後、ストーリー終盤においてクッパ城でマリオ達に襲いかかるも敗北、トドメにマメック王子の華麗な剣技を食らってどこかへ吹っ飛ばされる。
マリオ&ルイージRPG2
現在のキノコ城の地下で「ゲラコビッツ・サロン」なる店を開業し、マリオとルイージに復讐する為に軍資金を稼いでいた。本編ストーリーに関わる事はない。
レアなバッジをマメと交換してくれるのだが、そのバッジは微妙に使い勝手が悪い。
大人のマリオ達が直接顔を合わせる事はなく、べビィマリオ達でなければ出会えない。また、ベビィ達の姿を見て少なからず怪しむ様子はあるものの、彼らの正体に気付く事はなかった。
マリオ&ルイージRPG3!!!
物語の黒幕として登場。
ダークスターを復活させてキノコ王国を支配しようとメタボスとともに計画を進めていた。
復活したダークスターのパワーを奪ったものの、調子に乗って挑んだクッパに返り討ちにされ変わり果てた姿になり、その後ダーククッパに吸収される。
ダーククッパとの戦いのさなかにクッパに吸い込まれた彼は体内にいたマリオ達と戦うも敗北。悪あがきとして自爆して道連れにしようとするも自分だけ消滅し、その爆発の勢いでマリオ達をクッパの体内から脱出させてしまう。
戦いに敗れ変わり果てた姿になり、クッパの体内で再戦するも敗れそこで消滅する末路はかつての上司ゲラゲモーナとよく似たものだった。
戦闘能力
ゲラコビッツ本人と戦う機会は、全シリーズを通して計4回。
その内の二回は、無印における戦いとなる。
一度目はストーリー序盤にて、クッパ軍団が操るカメジェットに奇襲をかけてきた時。この時は半ばチュートリアルに近い戦闘でもあるので、攻撃前のセリフや動きをよく見れば難なく倒せる。
二度目の戦闘は、ストーリー終盤におけるクッパ城において。自分の顔を模したドーム状のマシンに搭乗している。
マシンの中に隠れている時は無敵だが、何度か攻撃を加えると回転するエネルギー弾を放ってくる。この攻撃の後にマシンがオーバーヒートを起こし、熱さのあまりゲラコビッツ本体が飛び出してくる事でようやくダメージが与えられるようになる。
三度目以降の戦闘は、3においてストーリー終盤のピーチ城内会議室にて行われる。
ピーチ姫を利用して覚醒させたダークスターから力を吸収した事でダークゲラコビッツとなり、頭に「すいとりマシーン」というマシンを取り付けた姿でマリオ達やクッパの前に立ちはだかる。
そして、最後の戦いは同作におけるラスボス戦。前半はダーククッパとの戦闘になるが、ダーククッパが巨大化している時に攻撃すると体内に吸収されていたゲラコビッツが吐き出され、それをクッパが吸い込む事でマリオ達が直接叩く事になる。
ゲラコビッツ本体は彼の顔に細い手足が生えた虫のような不気味な外見となっており、その頭からアンテナのようにダークスターコアが伸びている。
ゲラコビッツ自体を攻撃しても直接ダメージは与えられないが、足やメガネといった各部位のHPを0にする事で大元の本体であるダークスターコアにダメージを与えられるようになる。