曖昧さ回避
表記ゆれとして『ダーク・スター』も参照。
- 天文学上の『暗黒星』。
- 小説、漫画、映画、ゲーム、楽曲等のタイトル。
- ゲーム『ノーモア★ヒーローズ』の登場人物。
- MARVELのダークスター。本名ライニャ・S・ペトロフナ。
- スレイヤーズの『闇を撒くもの』。原作では『光の剣』と因縁がある異界の魔王として言及され、アニメ版『スレイヤーズTRY』では直接登場する。
- ロスト・ユニバースの『闇を撒くもの』。こちらでは敵陣営の宇宙戦艦として登場する。
- ダークスター(トップガン)。映画『トップガン_マーヴェリック』に登場する架空機。
- ゲーム『マリオ&ルイージRPG3!!!』に登場するスター。本項にて解説
概要
「禁断の黒き星」とも呼ばれている邪悪な雰囲気を纏わせる黒いスター。
はるか昔キノコ王国の大地の奥から発掘された。「暗黒のパワー」と呼ばれる悪の力を秘めており、悪しき者がそれを手にすれば世界は暗黒の世界と化し、その悪しき者に支配されてしまう。その力を危惧したスターの精達は長い月日と多くの犠牲を払ってキノコタウンの地下に封印された。その封印を解くことができるのはピーチ姫だけ。
世界全体を崩壊させかねないほど強大な暗黒のパワーを持っており、世界征服を達成しようと目論んでいたゲラコビッツによって復活。ゲラコビッツは、ダークスターからパワーを奪い取りクッパに挑むも敗北。
後にダークスターはクッパのDNAを取り込んでダーククッパとなり、クッパに負けてボロボロになったゲラコビッツを体内に吸収してパワーを取り戻した事で「ダークスターコア」となって完全復活を果たす。
スーパーマリオくんのダークスター
ゲラコビッツに拉致されたピーチ姫が怒ってハンマーを振り回したことで封印が破られ復活を果たす。最初はゲラコビッツにパワーを吸収されたがすぐに奪い返し、そのまま蟻のように小さくなったゲラコビッツを食べ、完全に吸収してしまう。
その後より強い体を求めクッパの体内に侵入。マリオ達と相対することになる。初めこそマリオ達のブラザーアタックで優勢に戦っているように見えていたが、実は全くダメージは受けておらず、逆に「すごいビーム」の一撃だけでマリオとルイージ、イエロースターを完全にダウンさせている。
クッパをコピーした後ダーククッパとなって今度はクッパと戦うことになる。(この時描写はないがおそらくダークスターコアになっているものと思われる。)こちらでもクッパをダークファイアや岩石攻撃、ダークオーラパンチで瞬く間にKOするが、ピーチ姫の不意打ちによりダークスターコアとダーククッパが分離。さらに気絶したクッパが無意識にダークスターコアを吸い込んだことでマリオ達とリベンジマッチをすることになる。
リベンジ戦の前にバトルコロシアムで戦いマリオ達もパワーアップしており、バッジやブラザーアタックをうまく使うことでなんとか立ち回っていたが、やはりあまりダメージは受けておらず「すごいビーム」、「ものすごいビーム」などの高威力技で何度もマリオ達をダウンさせようとしてくる。しかし、攻撃を受けるたび諦めずにマリオ達が何度も立ち上がったことでキノコ王国中のスター達が共鳴、全てのスターがクッパの体内へ侵入し無敵に思われたダークスターの撃破に成功する。
その後完全に抜け殻となったダーククッパも、ようやく目覚めたクッパによって倒され、マリオたちはスターに乗ってクッパの体内から脱出。無事に完結となった。
上記の通りゲーム以上の強キャラとして描かれ、ダークスターの時点でさえマリオとルイージを完全に圧倒し、ダーククッパもクッパを寄せ付けないほどの力を見せた。
この作品での強敵として挙げられるにゅうどうやスタークッパすら超える文字通りの『最強の敵』と言って良いだろう。
余談
この戦闘のBGMは通常のボス戦と同じ「ちょいと強い奴らに要注意!?」だが、リメイク作の『マリオ&ルイージRPG3DX』の方では「暗黒パワーを打ち砕け!」という新曲となっている。然し、バトルリングでは使われておらず、通常のボス戦と同じBGMになっている。
スーパーマリオRPGには敵専用の同名の技が登場している。単体攻撃最強の魔法攻撃であり、無属性なので軽減もできず脅威度が高い。
・・・だが、リメイク版では単体魔法攻撃はガード可能となり、しかもダークスターはかなりガードのタイミングが取りやすいため、ジャストガードによって0ダメージで凌ぎやすくなった。強い魔法故に強敵が持っていることも多く、ラッキーなデレ行動と言えるかもしれない。