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無性生殖の編集履歴

2016-01-15 09:33:14 バージョン

無性生殖

むせいせいしょく

生殖のパターンの一つ

生殖のパターンの一つで、親となる生物が雌雄のペアを作らず単独で子を作るもののこと。

対となるのは「有性生殖」。

分裂」「出芽」「胞子」「栄養生殖」が有名だが、受精せずに発生を起こす「単為生殖」もこれにあたる。


ボルボックスヒトデ ナメック星人、などが行う。またイソギンチャクの一種、ウメボシイソギンチャクは胃壁の一部がはがれて発生する。


 爬虫類系で(アガマの一種、の一種など)こういうものを行う種類がいる。ただ、そういう生態なのでメスのみのクネミドフォルス属のハシリトカゲ数種は、繁殖期に「交尾のような行動」をとる。


テングミズミミズと呼ばれるミミズ(のくせに視覚器官が発達している上、まである)の一種は、環境に合わせて体の適当なところ(場合によってでかくなったり小さくなったり)から頭が生えて分裂する。


 コモドドラゴンも無性生殖が可能らしいのだが、それで生まれるのがオス。


特徴

メリット

雌雄の個体が揃う必要がないので、環境が安定していれば短期間に大量の子孫を残す事が出来る。

遺伝情報が変化しないため、その環境に適応した親から生まれた子は全てその環境に適応できる。

沖縄や伊豆諸島で繁殖するブラーミニメクラヘビは、このようなメリットで増えまくっているため、どこが原産地なのか判然としないし、2015年日本海でサルパと呼ばれる動物がこういう繁殖で大量発生し、漁業に大打撃を与えているし、西洋タンポポはこれで日本全土に分布した。


デメリット

遺伝的多様性が低いので、大きな環境の変化が起きた場合、適応できずに全滅する可能性がある。


 対策として黄色ブドウ球菌のような「アクシデント抵抗遺伝子が発生した固体からその因子をみんなでシェアする(体のどっかにうpろだがあって、みんなでダウンロードしまくる)」ギンブナのような「近縁種の精液を利用(卵へDNAは居れない)する」というものがある。また、ハシリトカゲで、環境が悪化すると「近所に生息する近縁種と交尾」種類がいる。この場合は孵化するのがメスのハシリトカゲ。

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