CV:水中雅章
概要
自称怪盗コンビのミンクとタンクにダンストーン奪取の指示を出す謎の青年。彼らと違い綿密な計画や冷静な判断力、クラッキングをはじめ能力は高い。歳上だろうと殺気混じりで威圧するなど傲岸不遜な性格だが、地獄の踊り子だけは例外で、その接近には我が身の可愛さから逃げ出す。
ダンストーンを認知し、追跡するブレイキンを遠方から感知、ダンスソウルを強制的に引き出し身体を変化させるオドリングを所持し、アドリーヌをダンスワールドの住人だと認識、地球から月面に瞬く間に移動し宇宙服も未装備で活動するなど明らかに地球外の者ではない。
失敗が続く二人の不甲斐なさに、自ら参戦。特殊空間を生み出し、ダンスブレイブを挑み、フラッシュビートらとは対極の破壊の踊りで圧倒し制する。自身の目的を『ダンスによって世界を滅ぼす』事だと明かしているが、『ポールダンス』は自分の好みではない為にダンストーンを全て奪う訳ではない。
『ロック』のダンストーンを掠め取ったエアビートの不測の登場にも驚かず、寧ろ想定外の事態や実力に悦びを見出だしている節も見受けられる。現に三度目のダンスブレイブに於いて、3人の息の合わさった舞は自身の退屈を吹き飛ばすものだと確信させ、素直に敗北と称賛の言葉を語っている。
だが、その正体はダンスワールドの住人。しかも、元先代ダンス王と明らかになる。横暴な性格は変わらず、気に入らないなら破壊する圧政者であったが、アウルのパートナーであったヤハータにダンスブレイブで敗れ、住民を圧政で行使し続けた罪で世界の果てへ永久追放された。
その後、躍りの聖地・地球へ赴き正の力を理解して受け入れた上でダンスの力によって絶望に染め上げるのが真の目的である。