概要
「Fate/stay night」のヒロイン、セイバーの愛称。
常に腹を空かせている騎士王なので、「腹ペコ王」と呼ばれるのに時間はかからなかった。
魔術師として未熟な衛宮士郎の魔力供給を食事によって補うというのが大義名分。
しかし、「士郎、お腹が空きました」の台詞に象徴されるようにいくらなんでも食べ過ぎに見え、食に対する拘りも伺える。
「stay night」本編ではそこまでなかったのだが、続編「Fate/hollow ataraxia」やその後の作品により完全な腹ペコ高燃費キャラが定着してしまう。「フェイト/タイガーころしあむ」に至ってはもはや二言目には「ごはん」の有様。
なお、勘違いされがちだが、セイバーはあくまで「食いしん坊」であって「意地汚く」はない。
Fateルートではお洒落なカフェでの食事に「こういう場所には慣れてない。シロウの作った料理のほうが好ましい」と言い、「hollow ataraxia」ではセイバーひとりだけなら高級料理を食べさせる事ができると言う士郎に「私ひとりですか・・・」としょんぼりしている。彼女のとっての好ましい食事とは、素朴で肌理細かくみんなで囲む食卓なのである。
またガウェイン曰く5世紀ブリテンの雑な料理も黙々と食べていたことから、彼女の食への情熱は生前の反動なのかもしれない。
一方で反転しているときには、逆にジャンクフードを多量に摂取したがる。またサンタになったときには「それにしてもターキーが食べたい。」とプロフィールに書き込み、絆Lv3でターキーについてアツく語り出す。
『Fate/Zero』ではそのような描写・・・というより食事シーン自体が皆無なことから、やはり士郎の魔力供給が不足していた様子。マスターの魔力供給不足が影響した例としては、他にライダーの例がある。
似た例として『Fate/GrandOrder』でランサーとして召喚された際、マイルームで話しかけると、主人公に「好きな物? 今欲しいものか。そうですね、魔力がいささか減少しています。ジャンクな補給を求めます」と言ってくる。なお、このときの食の好みが雑なのは以前召喚された折に狂化で捻じ曲げられた反動である。
関連タグ
Fateシリーズ Fate/staynight Fate/hollowataraxia セイバー(Fate/staynight)
