我が才を見よ!
万雷の喝采を聞け!
座して称えるがよい…… 黄金の劇場を!!
概要
- ランク:B
- 種別:対陣宝具
- レンジ:30、60、90
- 最大捕捉:100人、500人、1000人
生前の彼女が自ら設計し、ローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの。固有結界とは似て非なる大魔術。自己の願望を達成させる絶対皇帝圏。
一度展開すれば解除まで脱出不可能な、皇帝陛下のためだけの舞台。
彼女は生前、ナポリの劇場で独唱会を行い多くの国民を(むりやり)招待。出入り口に人員を配置して逃げられないようにするも、あまりの退屈さに逃げる者が続出。出入り口が使えない為、塀をよじ登ったり死んだ振りをして棺桶で外に運び出された者も居たと言う。更には例外無く外に出ることを禁じたため、産気づき出産した女性も数人いた、などの逸話がある。
別名「最古のジャイアンリサイタル」。
性能
世界を塗りつぶす固有結界と違い、世界の上から(建築過程を無視し)建造物を一から投影しているため、大変長持ち(つまり世界から修正を受けない)。
展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化する。わかりやすく言えば、劇場内であれば自分の定めたルールを発動、および相手に強制させるというもの。
ゲーム的には、展開時に敵に防御力無視の物理ダメージを与え、3ターンの展開中は敵の筋力・耐久力を低下させる。また、展開中のみ、剣技「童女謳う華の帝政」が使用可能。しかも発動条件が簡単。さすがはセイバーのクラスといったところか。
建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更も可能。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしい。ドラマCDでは後者の「灼熱厨房」や某クイズ番組風セットまで再現。
「教えて!ブロッサム先生」では本編以上にコストのかかった豪華演出で展開された(本編でやれ)。
ちなみに「ルナティックステーション」では赤ランサーとの禁断のコラボレーションを果たし、共演ヒロインを地獄の底に突き落とした。なお本人たちはご満悦。
Fate/Grand Order
本作では「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」の名義で登場。
黄金劇場とセットで使っているような演出となっており、EXTRAでもあった詠唱と共に背景を黄金劇場のものに変え、その後「童女謳う華の帝政」で敵を一閃する。
種別はArts。効果は全体に防御無視ダメージ+防御ダウン。
解放時にはしっかり下にある専用BGMが演奏される拘りぶり。
関連動画
「Survant_Extra (Saber, Everything Is On Her Hand)」。
宝具使用時に流れるBGM。「トラぶる花札」や続編「CCC」ではアレンジ曲「喝采は流星のように」が使用される。かなりアレンジされているため分かり難いが、「約束された勝利の剣」のアレンジ曲である。