概要
中外製薬から発売されている対インフルエンザウイルス用の薬。
インフルエンザウイルスA型・B型に有効とされ、症状の悪化を未然に防ぐ効果がある。
しかし、薬が効果を齎すタイミングは体内でウイルスが増え始める時期であり、インフルエンザの症状が出てから48時間以内に飲まないと思ったほどの効果は出ない。服用のタイミングが非常に難しい薬である。
タミフル(ネット用語)
しかしこの薬、服用の副作用として腹痛や下痢、吐気などを催したり、原因不明の異常行動を取る危険性がある。
これらはまだ可愛い方でひどい場合は肝機能障害やショック症状、肺炎、急性腎不全を発症するケースもあると言われている。
これら問題点はマスコミでも大きく取り上げられ、2007年3月、厚生労働省から「原則として10代には使用禁止」と発表され国内中で話題になった。
特にこの報道の際、「タミフルを飲むと異常行動を取る」という情報はマスコミが過度に強調したため、これに転じてネットでは「(まるでタミフルを飲んだかのような)異常行動を取っている」意味でタミフルが用いられる事が多い。例として
- テンション上がってきたイラスト
- 作者は病気タグが付けられるような誰得イラスト
などが代表例。
似たような意味で用いられるネットスラングにダイナモ感覚があるが、あちらは正規の薬ではなく薬物を吸って異常行動を取っている人間に付けられる事が多い。