概要
2016年冬季イベント『出撃!礼号作戦』の第二海域E-2『オートロ島マーマレード湾沖』のボスとして初登場した深海棲艦。
陸上基地タイプの敵である為、三式弾やWG42が有効。
とは言え、攻撃方法は通常形態で航空戦と開幕雷撃・砲撃戦・雷撃戦に参加とドコカの誰カに似ている。
更に耐久値が通常形態で600前後もあるので、彼女の自身の砲雷撃や僚艦のPT小鬼群を取りこぼしで陸上基地特効持ちの艦娘が中破、大破に追い込まれると彼女を打ち倒す事は難しくなるだろう。
最終形態では「集積地棲姫-壊」と表記され、グラフィックも大きく変更される。
容姿
深海棲艦としては初となる眼鏡キャラであり、更にヘッドフォンのような物まで装着し、髪は大きく長い三つ編みにしているなど、極めて現代人的な服装・容姿をしており、その点でそれまでの深海棲艦とは一線を画している。
また、物資拠点の防衛だけでなく、その整備や輸送も自ら担当しているのか、腕には巨大な金属の籠手を装備し、通常形態ではドラム缶を両手で抱えている。更に周辺には物資が入っていると思われる箱が確認できる。
「壊」形態では、籠手が更に巨大な物となり、ヘッドフォンは割れ、周辺にはPT小鬼群が取り巻いている(この際の位置は通常形態での箱の位置とほぼ一致する。箱の中身=PT小鬼群という表現だろうか)。また、落ち着いた表情の通常形態とは打って変わり、必死さが全面に出た形相へと変わる。
性格
眼鏡やヘッドフォン、三つ編みなどからインドア系を連想されるが、実際は非常に凛々しく勇猛果敢な性格をしている。
一方で、物資の調達・管理を担当している為、それらを破壊される事を特に恐れるという面も持つ。
史実
史実における直接的なモデルは言うまでもなく、1944年12月15日にミンドロ島に侵攻した米軍がマンガリン湾に設営した物資集積基地である。
ただし白髪、長い三つ編みなど容姿面については艦娘「雲龍」との類似が指摘されている。
史実での航空母艦「雲龍」は礼号作戦(突入は12月26日夜半)の一週間前にあたる19日に、ルソン島に特攻兵器「桜花」を運搬する途中で戦没した。なお、日本軍はミンドロ島に上陸を受けるまで米軍はルソン島に襲来するものと誤認していたとされる。
また、雲龍が輸送していた物資については一部文献で桜花ではなく、自爆ボート「震洋」だったという記述が存在している。
台詞
通常形態
遭遇「アツメタ…ブッシ…ハ……ヤラセハ……シナイ………ッ!」
攻撃「フッ、ヤッテシマエ。カエリウチダ!」
被弾「イタイ、ヤメロ!モエテシマウ…」
「壊」形態
遭遇「マタ…キタノカ……。モウ……カエレッ…ヨォ………ッ!」
攻撃「イカシテカエスナ…シズメ…シズメエエエ!!!」
被弾「ヤメロヨ…セッカクアツメタノニ…モエテシマウ…ヤメロォ!」
破壊「モヤスノハヤメテ…セッカク…アツメタノニ…アァッ…デモ…モエルホノオ…ナンダカ…綺麗だ」
関連タグ
重巡棲姫=同イベント初参加仲間