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ワルター・フォン・シェーンコップの編集履歴

2016-02-18 14:05:41 バージョン

ワルター・フォン・シェーンコップ

わるたーふぉんしぇーんこっぷ

ワルター・フォン・シェーンコップとは、田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」に登場するキャラクターである。

ワルター・フォン・シェーンコップ

(声:羽佐間道夫

概要

自由惑星同盟軍の陸戦部隊「ローゼンリッター(薔薇の騎士)連隊」の第13代連隊長。個人の戦闘能力は自由惑星同盟軍随一であるほか、救国軍事会議のクーデターの際に見せた指揮能力など、陸戦に関してはかなりの戦術家でもある。


その性格は大胆不敵にして傲慢であり、上官と言えども無条件に敬意を払うことは無いため、部下として扱いやすいとはお世辞にも言い難い。ヤン・ウェンリーの部下となってもこの点に変化は無く、ヤンに対しては幾度となく自由惑星同盟政府に対するクーデターを起こして権力を握るように進めている。

歯に衣着せぬ毒舌が災いしてか、同盟軍内部でも問題児として扱われていた時期があり、ヤン・ウェンリーに出会わなければこれほどの活躍はしていなかった可能性もある。良くも悪くも癖のある人材であると言えよう。

また、イゼルローン要塞においては空戦隊のオリビエ・ポプランと肩を並べる女好きの漁色家であり、物語後半では娘のカーテローゼ・フォン・クロイツェルと向き合うことにもなる。

能力

おそらく銀英伝登場キャラクター中最も陸上戦闘に長けた指揮官である。魔術師ヤンの名を銀河にとどろかせた「イゼルローン要塞無血占領」の立役者であり、数々の陸上・白兵戦闘において活躍した。

本人の戦闘力も凄まじく、戦場で数多の首級を挙げたトマホーク使いである。

原作では帝国に逆亡命した先代の連隊長であるリューネブルク少将を激闘の末に倒す、アニメでは相当の精鋭であるはずのロイエンタールの護衛の士官二人をやすやすと倒すなど、その強さはひたすら強調されている。

また、優れた戦略眼をもったキレ者である。ジョアン・レベロら政界上層部によってヤンが謀殺されかけたときなど、限られた情報から彼らの意図を正確に割り出したうえで謀殺計画をたたき壊し、間一髪のところでヤンを救出する手際を見せた。

解説

ローゼンリッター連隊は銀河帝国からの亡命者の子弟によって編成されている部隊であり、シェーンコップ自身も銀河帝国の下級貴族(男爵家の分家)の出身であったが、5歳の時に祖父に連れられ自由惑星同盟に亡命した。

ローゼンリッター連隊自体は政治的なお飾りとして最初発足したものだが、同盟軍最強の陸戦部隊へと成長し帝国軍を畏怖させるほどの実力を発揮した。

ただし、帝国亡命者の寄せ集めであるためか軍内部での立ち位置は微妙であり、部隊を束ねる連隊長が帝国に逆亡命することも度々あったため上層部からは煙たがられていた。

関連項目

銀河英雄伝説

カーテローゼ・フォン・クロイツェル

オリビエ・ポプラン

ヤン・ウェンリー ユリアン・ミンツ


関連イラスト

別名・表記ゆれ

シェーンコップ 不良中年

関連タグ

銀河英雄伝説

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