概要
紅蓮弐式甲壱型腕装備に代わる紅月カレンの新たなる乗機。
紅蓮弐式をベースとして、ラクシャータ・チャウラーが開発した飛翔滑走翼などの各種新型パーツを装備、総合性能を大きく高めた強化型。
追加されたのは黒の騎士団製フロートシステム『飛翔滑走翼』、遠近両対応となった輻射波動機構の発展型『徹甲砲撃右腕部』、頭部もアンテナが大型化した別デザインものに変わっている。
飛翔滑走翼により単独での空中飛行が可能となった他、主武装である徹甲砲撃右腕部も従来の輻射波動機構から強化されており、従来通り接近戦での運用や輻射障壁の展開以外にも、距離の離れた相手にも輻射波動を『輻射波動砲弾』として照射することが可能となっている。
また『輻射波動砲弾』は、射程距離に優れ遠距離の単体目標を攻撃するロングレンジ照射と、広範囲に照射して複数の敵を攻撃するワイドレンジ照射の2種類の撃ち分けが可能となっている。また、飛翔滑走翼には浮遊式ゲフィオンディスターバー「ゲフィオンネット」や追尾式ミサイル等を搭載している。
ベースである紅蓮弐式の内部構造は以前のままだが、新装備の性能とそれらを自在に操るカレンの卓越した操縦技量により、ナイト・オブ・ラウンズ専用機に全く劣らない互角の戦闘力を発揮している。
しかし、本編では早々にパイロットである紅月カレンごと捕獲されてしまい、ブリタニアに引き渡された後、ロイド・アスプルンドたちによって改造され紅蓮聖天八極式となった為出番が非常に少ない。
それでも「第2次スーパーロボット大戦Z再世篇」などの外部作品にはしっかり出演している。