「ニッポン抹殺計画！
この恐怖の計画を阻止せんがため我々は古の神々の力を借りた
神々と人類が共存するユートピアを築くために！」
＞演説は続いている
概要
陸上自衛隊の自衛官。一等陸佐という階級は将官のすぐ下で佐官では最上の位、幹部自衛官の中でもかなり高い階級である。
ロウ勢力の手が迫る日本の将来を憂い、ガイア教系の古き神々と契約しクーデターを決行。市谷の自衛隊駐屯地を手中に収め、東京を戒厳令下に置いた。
大地ガイアからの搾取の上に成立する文明、そこにある差別、貧困、戦いを憂うエコい演説を放送したりしている。
しかし彼の支配に抗うレジスタンスが存在し、そのリーダーを拘束しようと名前と性別を頼りに同じ名前の少女たちを捕まえ地下に監禁している。
神々との契約により同族の悪魔を味方につけているだけでなく、彼自身も力を得ており、ストーリーでは「超人 ゴトウ」として主人公たちと戦うことになる。
ゴトウを倒さず、トールマン（魔神トール）だけを倒すと主人公のアラインメントがカオス側に傾く。
他のシリーズ作品でのゴトウ
『真・女神転生Ⅱ』は彼が倒された未来の物語であり、魔界にある「ケセド仏殿」で彼の霊魂に会う事ができる。
『真・女神転生IMAGINE』ではガイア教徒に神聖視され、像も作られている。
『デビルサマナー』の世界ではニュースに名前が出てくる。『真・女神転生』終盤のICBM発射が行われなかったこの時間軸では彼は銃器の不法所持で逮捕されており、クーデターも行われなかった。この作品では「五島公夫（ごとうきみお）」というフルネームも判明する。
雄姿
『真・女神転生』におけるドット絵は左手で鞘に収まった日本刀を持ち、右手を拳骨にして前に突き出した勇ましいポーズ、そしてふんどし一丁である。
後に悪魔絵師によって書き下ろされたイラストでは格好はそのままに周囲に幽鬼のような黒い人魂をまとわりつかせている。
モデルは三島由紀夫。
