カードテキスト
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカードが召喚に成功した時、手札・デッキからレベル3の悪魔族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、シンクロ素材にもできない。
その華々しいデビュー
海外版Extreme Victoryで先行収録されたモンスターカードの一つ、
その名も『Tour_Guide_From_the_Underworld』。
レベル3の悪魔族と制限がきつそうに見えるが呼べるモンスターは約50種類と多く、同名モンスターもリクルート可能で手札やデッキから呼べるというのも利点。
ダーク・リゾネーターなどチューナーも呼べるものの呼んだモンスターにシンクロ召喚制限がかけられるので基本的にランク3のエクシーズ召喚を狙うことになる。
ガイド自身はシンクロ素材にできるのでA・ジェネクス・バードマンで呼んだモンスターを手札に戻してシンクロ召喚を狙うのも有効である。
また英語圏ではマスタールール2移行当初、エクシーズ素材をフィールド上のカードとして扱っていたため、このカードでリクルートしたクリッターをエクシーズ素材としながらサーチ効果を発動するコンボが注目された。
後に日本語圏と同様のルールが適用されたことでこのコンボは消滅している。
来日における悲劇
その後2012年10月発売予定のEXTRA PACK 2012でついに日本での発売も決定したのだが、その情報が掲載されたVジャンプ10月号でなんとEXTRA PACK 2012発売前の制限改定で準制限に指定されることが決定してしまった。
さらにEXTRA PACK 2012情報ページに載せられたこのカードの日本語名が《魔界発現世行き デ ス ガ イ ド 》
バスガイドのバスとデスをかけたものなのだろうがそのあんまりなネーミングセンスに多くの読者が絶望した。というか彼女はバスガイドではなくツアーガイドのはずなのだが
ちなみにリボーンデステングとかになるだろうといわれてたReborn Tenguの日本語名は輪廻天狗と普通にいい名前となっている。どうしてこうなった。
ちなみに魔界発現世行きの部分の評判は割りと良い。
尚海外出身カードとデスガイドと言う日本語名から二次創作では語尾に「~デス」「~デース」と付ける、ペガサス・J・クロフォードのようなエセ日本語をしゃべる外国人のガイドさんという設定が多い。
彼女のその後
そうして来日後も【暗黒界】等を中心に活躍したが、筆頭相棒であったクリッターが禁止カード化し、同様に相性が良かったA・ジェネクス・バードマンも制限カードになってしまう。
加えて、エクシーズモンスターのラインナップもランク4が大きく充実していった反面ランク3は低迷気味であったため、14/04/01のリミットレギュレーションを持って無制限へと緩和されることになった。
その後は再録によって手に入りやすさも上がったが、海外で環境トップとなった悪魔族レベル3のカテゴリ「Burning Abyss」が「彼岸」として来日。瞬く間に環境トップのデッキに3枚積み必須カードとなり、光り物の彼女は少し値段が上がった。
「彼岸」以外がいると自壊するデメリットがある【彼岸】でも、リクルートは効果を無効にして行われるので問題無くランク3のエクシーズ召喚が出来る。
また、同カテゴリ内の「Scarm, Malebranche of the Burning Abyss(日本名:彼岸の悪鬼 スカラマリオン)」はデスガイドのリクルート対象でありながら、その効果でデスガイドをサーチできるという非常に相性の良く、出張セットが組める性能の高さを得ている。
…当然環境トップのデッキにフル投入必須のカードが許されるわけもなく、16/4/1のリミットレギュレーションに置いてスカラマリオン共々制限カードとなり、来日時よりも厳しい制限がかかることになった。
もっとも海外では既に制限カードになっているので、今更といったようなものではあるが。