手にもつ音叉の奏でる音色は言葉よりも多くを語る。
他種族をその音色で調律し、天地を動かす力へと変える。
概要
遊戯王5D's最初のパックであるTHE DUELIST GENESISで初登場した。
効果テキスト
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守 300
(1):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
解説
1ターンに1度のみだが戦闘では破壊されない効果を持っており、チューナーモンスターの中では場持ちがいい方。
墓地に落ちたらダーク・アームド・ドラゴン等の効果コストにできるので、属性・効果に恵まれた汎用性の高いチューナーモンスターと言える。
また、後にこのカード同様「リゾネーター」の名を持つチューナーも登場。サポートカードも充実してきているため、現在「リゾネーター」は一つのカテゴリとして成立している。
アニメ『遊戯王5D's』にも登場しており、ジャック・アトラスが愛用するチューナー。
相手フィールド上にのみモンスターがいる時に特殊召喚できる「バイス・ドラゴン」の特殊召喚後にこのカードを召喚し、1ターンでレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚する戦術(通称「バイスリゾネーター」)を何度か繰り出している。
不動遊星のジャンク・シンクロン、クロウ・ホーガンのBF-疾風のゲイルとは、闇属性・レベル3・攻撃力1300のチューナーと共通点が多い。3人とも同じチームのメンバーだったので、ある程度意識して設定されたのかもしれない。
効果の点では基本的に彼らの方が優れており、種族もあちらの方がサポートに恵まれてはいるが、一応、魔界発現世行きデスガイドによるサポートを受けつつリンク召喚などに繋げられる個性もできつつある。
自己SS可能なクリエイト・リゾネーターに対する優位点は闇属性縛りのあるシンクロモンスターの存在。
そもそもクリムゾン・リゾネーターが存在する今ではどちらでもそこまで変わらなくなっている。
キャラクターイメージによるものかクリエイト・リゾネーターを差し置いて採用する例は当時からあった。