概要
ルナールという男性名は民間語源説として「戦場で雨のように降り注ぐ武器を物ともしない強靭さ(Rain(proof)-hard)」を意味するとも解釈され、元々は各地で広く用いられていた。
しかしアルザス=ロレーヌ地方発祥とされる伝承群「狐のルナール」(Le Roman de Renart ※Renart は Renard の古フランス語形)の主役の名前に使われ、これが中世欧州大陸北部一帯に広まったたことで「ルナール=狡賢い狐の代名詞」となってしまい、男性名としてはいささか不都合なものとなった。
さらに renard はフランス語では伝統語グーピル goupil (ラテン語ウゥルペークラ vulpecula 「子狐」に由来)を追い出して「狐」を表す普通名詞の座に収まってしまった。
とはいえ欧州には動物名由来の姓が多い関係からか、ルナールも姓としてはそれなりに用いられている。
曖昧さ回避
- 人名・キャラクター名の一つ。
- 『狐のルナール』の登場キャラクター。
- 『狐物語』の登場キャラクター。
- フリーゲーム『杏仁豆腐を求めて』の登場キャラクター。
- 『RAVE』の登場キャラクター。
- 『テイルズオブゼスティリア』の登場キャラクター。本項で解説。
- 『キャッスルファンタジア聖魔大戦』の登場キャラクタールナール・セロンのこと。
- 『グランブルーファンタジー』の登場キャラクター→ルナール(グラブル)
関連タグ
ルナール(テイルズオブゼスティリア)
概要
身長:185cm
CV:子安武人
暗殺ギルド「風の骨」に所属する冷酷で狡猾な性格の人物。
元々は人間であるが、その性格と貪欲さから憑魔になってしまっている。
狐のような見た目をしており、スレイたちからは「狐」、他の一部キャラクターからも「狐男」と呼ばれている。
アリーシャを喰うために執拗に狙っており、行くところ行くところで出会う。
ただし、風の骨の頭領には逆らえないらしく、レディレイク初訪問時でのイベントにて(頭領の前では)うろたえている彼を見ることが出来る。
戦闘では、青い炎と素早さを生かした攻撃を放ってくる。
更に終盤では当たるとほぼ瀕死級の高威力の秘奥義を使ってくる。
※以下、ゼスティリアのネタバレを含むため閲覧注意
彼は天族サイモンに仕えており、風の骨以外ではサイモンの指示で暗躍している。
余談だが、(恐らく中の人繋がりか)隠しダンジョン「ザ・カリス」の特定の階層にて、テイルズオブジアビスのジェイド・カーティスが出現する。