スタンド・バイ・ミー
すたんどばいみー
『スタンド・バイ・ミー』とは、スティーブン・キングが1982年に発表した小説。および、それを原作とした1986年公開の映画。
あらすじ
小説家デビューし、妻子を持つ身となった男ゴードン・ラチャンスが、少年時代の思い出を回想する。
かつてのゴードンはゴーディと呼ばれ、キャッスルロックの田舎町で生まれ育った。
アメフトのスター選手だった兄が死んでから、両親からは冷遇され、不良少年グループに絡まれる日々。
しかしゴーディにはクリス、テディ、バーンという友人がおり、四人は固い友情で結ばれていた。
ある日、30km離れた森の中に列車に轢かれた死体がある、という噂を聞いた四人は、第一発見者になろうとひと夏の冒険に出かける。
概要
『恐怖の四季』の「秋」に位置する。青春小説で、(キングの得意とする)ホラー小説ではない。
キングの自伝的小説ともいわれ、本編に挿入される劇中劇は、デビュー前のキングが実際に書いた習作である。
原題は『THE BODY』(=死体)。死体を捜しにいく話なので。
『スタンド・バイ・ミー』は映画化された際のタイトルで、原作小説の邦題にも採用された。このタイトルの由来は1961年にベン・E・キングが発表し、映画の主題歌に起用された楽曲で、映画公開に伴い楽曲もリバイバルヒットした。
線路の上を四人の少年が歩いていくシーンが非常に有名。
登場人物・映画キャスト
ゴードン・ラチャンス(大人) - リチャード・ドレイファス
ゴードン・ラチャンス(少年時代・ゴーディ) - ウィル・ウィトン
クリストファー・チェンパーズ(クリス) - リバー・フェニックス
セオドア・ドチャンプ(テディ) - コリー・フェルドマン
バーン・テシオ(バーン) - ジェリー・オコンネル
エース・メリル - キーファー・サザーランド